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【ウォーキング・デッド】[シーズン1~7](ネタバレ回) ニーガンとの全面戦争に向けて [ドラマ]

今回はネタバレあり回です。本日10/23夜22時からシーズン8の放送が始まります。アメリカの放送からわずか半日後には放送されることになります。
やっと追いつきました、最新シーズンに。それまでずっとネタバレに合わないように、ウォーキング・デッドの情報には目を合わせないようにしてきました。この海外ドラマは、誰が死ぬか先に分かってしまうと面白さが半減してしまいます。
しかしそんな怖さがなくなった私は、シーズン8が始まる前のこの段階で、ネタバレありまくりの感想を吐露しようと思います。
まだシーズン7の最後まで見ていない人は絶対にこの先は読まないで、ここでご退出下さい。
それではよろしくお願いします。

85回目の記事は史上最高視聴率樹立の「ウォーキング・デッド」について。
・「ウォーキング・デッド」シーズン1~7  2010年~ 【海外ドラマ】

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それでは、ネタバレ満載でシーズン1の感想から急スピードで振り返っていきます。

シーズン1:
最初にモーガンと出会い、ゾンビになった妻を撃ち殺せない葛藤を描き、次にグレンとの出会いが描かれました。最初のモーガンがこの先もずっとかすかに登場し続け、シーズン5からやっと本格的に合流し、シーズン7の最後では遂に共闘するシーンを見ることができました。感慨深いです。
そして最初に出会った仲間はグレンでした。どのシーズンでも活躍し続け、誰もが好きになり、メインメンバーとして欠かせなくなった時でのあのシーズン7第1話。トラウマものです。

シーズン2:
ハーシェルの農村にやって来て、マギーが参戦します。このシーズンではやはりシェーンが大事な部分を担っていきます。この荒廃した世界に最も適した人物なのに、主人公リックの妻ローリを好きなばかりに暴走していき、最終話であんなことに。もっと生きていて欲しかった。別のグループに移ってでも。
そしてキャロルの娘ソフィアが、ウォーカーになって納屋から出てきたあの瞬間の絶望感は今でも忘れません。その後のキャロルの成長ぶりは本当に凄い。

シーズン3:
ウッドベリーにて既に平和な世界を築き上げているガバナーが登場。かなり手強い敵でしたが、私はどうしてもガバナーを悪だと思うことが出来ませんでした。それよりもミショーンの方が嫌いで。とても味のある敵役がいると物語が濃密になっていきます。
この頃から本当の敵はゾンビではなく人間な雰囲気が漂い始めます。
メルルとダリルの兄弟関係も見どころで、ウォーカーになったメルルを発見した時のダリルの顔が脳裏に焼き付いています。メルルの中の人の活躍が見たい人は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをどうぞ!笑

シーズン4:
刑務所での暮らしで、病気が蔓延した時のキャロルの行動は、私は賛成派でした。誰よりもチームのメンバーを愛しているからこそ、ああいう行動が取れるのだと。
ガバナーとの最終決戦も見応えがあり、逆に後半のバラバラと終着駅を目指す旅は少しダレてしまいました。そして最終話でのギャレスが本性を現して一網打尽の絶体絶命。でもこの頃はまだ安心して見ていました。主要メンバーはなんだかんだもう死なないはずだって(フラグ)。

シーズン5:
この頃から、シーズンの第1話が物凄い盛り上がりを持つようになってきます。シーズン5の第1話では、強すぎるキャロルが一人で全員のピンチを救ってしまい、本当に惚れ惚れしました。
教会での戦闘後、ギャレスたち終着駅のメンバーの回想が入ります。昔は良い人間だったのに、この法のない世界で、優しくした人達に裏切られ、あんな思いをしたのならば、こうなっても仕方ないように思えました。残酷なのは、ゾンビが蔓延るこの世界ではなく、その世界に感化され良心を失っていった人間でした。
そしてアレクサンドリア編が始まります。とても平和ボケした街で、人間と争わない素晴らしい時間が流れていきます。

シーズン6:
第1話から大量のウォーカーの誘導とか、とても胸熱な展開で幕を上げます。やはり対ゾンビで生き延びるために戦っている方が、心乱されずに見ることが出来ます。
でも途中で完全にグレンが死んだと思われるようなシーンには、空気が止まりました。その後何話か後でやっと登場した時は、本当に安堵しました。
ダリルがロケランでニーガンの部下を一掃する爽快なシーンなどを挟みながら、あの瞬間を迎えます。ウォーカーで溢れた街にて、ジェシー親子一斉退場からのカールが右目を失う。あのエピソードを見ている時の、え、嘘でしょ?感は半端なかったです。
そしてヒルトップが出てきて、一時の平和が訪れ、男女の仲が増え、順調に死亡フラグを積み重ねていった中での遂にニーガン登場です。あんなラストで終わる海外ドラマ、今までありましたっけ?

シーズン7:
世界中にトラウマを植え付けた第1話が始まります。あんな酷い死に方をよく描いたと思います。エイブラハムが死に、一番強そうだしこれはしょうがないと前を向こうとした瞬間に、ダリルの無鉄砲な行動のせいでみんな大好きグレンが死にました。最初殴られた時は、なんだかんだ重症になるだけで助かるかもしれないと思っていましたが、何度も殴られ頭がひしゃげ、目ン玉が飛び出す頃には絶望が覆っていました。今まで何度もピンチを乗り切ってきたグレンが本当に死ぬのだと。
リック同様、完全にニーガンに服従してしまいました、テレビ越しですけど。この後も、こいつなら本当に一瞬で殺してしまうという意識がずっと残り、ニーガンが出て来るシーンは全て緊張の連続でした。カールなんて本当に絶対ここで死ぬと思っていました。
ガバナーも良い敵役でしたが、このニーガンは本当に桁違いです。というか今までここまで絶望感満載の悪役ってどの海外ドラマでもいなかったような気がします。
最終話は王道の展開に助けられ、俺達の戦いはこれからだ!みたいに終わりました。

シーズン8予告:
そして待望のシーズン8が始まります。最強の悪ニーガンを前に、誰も死なずに勝利なんて絶対にできないでしょう。そしてこれだけのキャラとなったニーガンが倒されるのも見たくないという複雑な心境です。
そして、予告編の最後の意味深なシーンを見た瞬間に悟りました。今まで絶対に死なないと思われてきた主人公のニックですら、このシーズンでは死ぬ可能性があるのだということを。
今回のシーズンはアメリカと一緒にリアルタイムで追いかけます。この記事を読んでいる方々は、シーズン7まで見切ったウォーキング・デッドファンだと思います。是非一緒に、世界で最も高い視聴率の記録を更新し続ける、文字通り化け物ドラマの行く末を見届けましょう。
それではまた!
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【バチェラー・ジャパン】恋と勇気と結婚の物語たち。 [ドラマ]

皆さんお待ちかね笑、今回は当ブログ初の恋愛回。普段、火薬たっぷりのアクション映画と駆け引き溢れるゲームに囲まれている私ですので、恋愛ものの作品はほとんど触れることはありません。去年の「逃げ恥」も名言集のようにしましたしね。
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-12-17
そんな私がこの夏一番ハマったのがまさかの、恋愛リアリティーショー。あいのりとかテラスハウスのような素人による恋愛模様なのですが、今回は男子1:女子25。一人のイケメン金持ちを25人の美女が奪い合うという素晴らしくゲスい企画(褒め言葉)。
あいのりもテラスハウスも全くハマらなかった私が、大絶賛するこのバチェラー・ジャパン。アマゾンプライムビデオ限定ですが、逆に言えば日本アマゾンが最も力を注いだ作品。騙されたと思って、是非見始めてください。私は一人で夜見ながら、何度も泣きました。

72回目の記事は、アマゾンプライムビデオ限定の恋愛リアリティーショー「バチェラー・ジャパン」と、バチェラー久保さん著の「その恋はビジネス的にアウト」について。
・「バチェラー・ジャパン」2017年2月17日~ 【ドラマ】
・「その恋はビジネス的にアウト」2017年7月27日発売 【本】

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バチェラーとは2002年からアメリカで放送されているリアリティーショーで、既に21シーズン225ヶ国以上で放送されている大型番組。それが遂に日本上陸です。今は地上波のようなCMスポンサーありきな局からは面白い作品が出てこなくなりました。HBOがゲーム・オブ・スローンズを生み出したように(シーズン7なうです)、定額制のサービスでスポンサーを気にしない局が本当に尖った面白い挑戦をできるのだと思います。
このバチェラーも、男女比1:25というドロドロにする気満々かつ、全然爽やかではない恋愛模様を繰り広げる気満々です。しかし蓋を開けてみるとどうでしょう、それぞれの女の子が真っ直ぐに一人の男にアピールしていく様は、すごく一途で、ひたむきで、かなり胸を打たれます。

全12回をかけて、バチェラーである久保さんは一人の女の子を決めていきます。その方法が、各話の最後で行われるローズセレモニー。バラを渡された人はそのまま残り、渡されなかった人はその場でバチェラーに別れを告げます。序盤は1回につき5人とかバッサバッサ切っていくんですけど、後半は1人ずつ落とされていくようになり、それも少なからず思い入れのある女の子が去っていくことになるので、見ていて結構辛いです。
ライバルとはいえ共同生活をしてきた子が去るのも女の子同士で寂しそうですが、自分で決断して切り捨てていく久保さんが一番辛そうでした。中盤は、やつれてきたような印象すらありました。

このバチェラーである久保さんが、男である私ですら惚れてしまいそうになるほどの良い男なんです。やっぱり圧倒的頭の良さとコミュ力を持っていて、我こそは先にとアピールをかけてくる女の子たちを納得させながら、並行デートを楽しんでいきます。これは見てみないとわからないと思いますが、やらせなのではなくて、みんなが確かにこのバチェラーとは結婚したいなと思わせるほどのものを持っていますし、少しずつ恋していく様子がわかります。この番組を通じてやっとわかりました、恋をしている女の子は凄く素敵になっていくのだということを。女の子の一番のエネルギーの源泉は、好きという感情なのだと確信してきています。でも好きにさせ続けることってとても大変で、だからこそ男にとって一番大切なことなんですよね。女の子自身に輝いていてもらうために。あー恋って難しい笑

本当はそれぞれの女の子について語りたいですし、なんであのシーンで振ったのか考察したいのですが、この作品は是非多くの人に見てもらいたいと思っているので、一切のネタバレなしのために誰の名前も挙げません。
この物語の裏で毎話、今田耕司さんがトークセッションをしているのですが、最初はあまり見る気起きませんし見なくてもいいと思います。でも後半ハマっていくと、誰かと共有したくてしょうがなくなり、今田さんのセッションをつい見てしまうんですよね。答え合わせでもしたいかのように。
最終話では、今までの女の子全員呼んで反省会トークセッションが行われるんですが、本当にこれがずっと泣きっぱなしのヤバイ神回です。それぞれはライバルだけれども、女の子が勇気を出してアタックする辛さをみんなわかり合っているから、あの時こんな頑張ってたんだそれでも報われなかったんだねということでもらい泣きが多発していきます。なんというか、これは見終わってみないとわからない感情だと思います。

最後に、大好きなバチェラー久保さんが書いた本も読みました。ビジネスができる頭の良い久保さんが、論理的に問題を掘り下げながら恋愛相談に答えていくという隠れた名書です。バチェラー熱に浮かされた人は、是非読んでみることをおすすめします。この8つのポイントを自分のものにして考えられると、かなり役立つと思いますよ、ビジネス的に。

男は全てを手に入れる勢いで走り続けるしかなくて、女の子に一途に愛されながらのんびり休みたいという願望は叶わないようになっていると思います。神様がそういう風に作ったのでしょうがないです。
だから私たちは祈りながら走り続けましょう。Praying run♪ また来週!
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【光のお父さん】親孝行プロジェクトにはやっぱりPS4。 [ドラマ]

社会人になると、途端に親孝行について考え始める人が多いと思います。学生時代のアルバイト代とは貰える額が桁違いになるため、親への感謝にお金を使おうと思うのかもしれません。私はまだ一度として貯金ができたことがないので、親への感謝はお金以外のことで表そうと思います。
ではどんな親孝行がいいのか。答えは人それぞれ色々あると思いますが、一つだけベストなアンサーを挙げるとしたら、それは『PS4』ですね。もう一度言います、『PS4とファイナルファンタジー』です。
今週は、そんな父子の物語がテレビドラマで紡がれたおはなし。

61回目の記事は、TBS深夜ドラマ兼Netflixテレビドラマの「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」について。
・「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」2017年4~6月 【テレビドラマ】

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1話30分、全7話のショートストーリーで毎週木曜にNetflixで上がり始めました。主役は千葉雄大、でも本当の主役はそのお父さん役の大杉漣。この父子の物語です。
原作はブログの「一撃必殺SS日記」の中で連載されていた実話のブログ日記です。書籍化もされています。

あらすじです。オンラインゲームである「ファイナルファンタジーXIV」を遊ぶ青年の父親が、突如仕事を辞めてしまいました。仕事人間だった父親がなぜ辞めたのかを聞き出したい主人公。しかし昭和的な父親との会話は、小さい頃からずっとなくなっているのでした。
そこで、彼は父親をゲームの世界「エオルゼア(FF XIVの世界)」に招待します。息子であることを隠して父親に近づき、共に冒険してラスボスを倒した後に招待を語る。光の戦士と呼ばれるファイナルファンタジーの世界観になぞらえ、父親を「光のお父さん」に育て上げる親孝行プロジェクトが始まったのでした。

まず題材が最高に良い。ゲームを通じて父子の絆を深めていくというのが最高。ドラマでも描かれる、2人の最初のゲーム「ファイナルファンタジーⅢ」。ああだこうだと言いながら、一つの画面を一緒に見ながら世界を冒険していく。小さな男の子にとって、それはとてつもなくキラキラした思い出になりますし、ドキドキやワクワクは全部ゲームから学んだと言っても過言ではないでしょう。言い過ぎました。男の子は冒険を繰り返して、大人になっていくのです。異論は認めません笑

いつしか一緒にゲームをすることもなくなってしまう父子、でもいつかまた一緒に冒険をしたいと心の底では思っている。わかる!わかります!何歳になっても男の子は勇者のままで、冒険に出かけてワクワクしたくて、何度だって自分のこの手で世界を救いたいんですよね。
最新作のドラゴンクエストⅪのCMが、その辺をダイレクトに伝えて来ているので、是非見て下さい。「あの頃、僕らは勇者だった」
https://www.youtube.com/watch?v=fPR1oWqp4-Y
あとは、父親役の大杉漣さんのPS4のCM。「未来はあるのかね?」
https://www.youtube.com/watch?v=8DJjoOBqpGA

第1話で父親の退職祝いに息子がPS4を買ってきて、リビングにセッティングするシーンから涙が出そうになりました。それからも、各ボス戦で、みんなで力を合わせて倒すシーンとかは胸が熱くなります。でもドラマの作りとしては、少しチープな感じなので好き嫌いは分かれるかもしれないです。職場関係のエピソードは、なんとなくしっくり来なかったです。
大杉漣の演技は本当に好きで、不器用な父親から、実は息子と関わりたくてしょうがない父親、妙なところでプライドが働く父親、ゲームにハマっていき止まらなくなる父親、ボスをやっとのことで倒した時に歓喜する父親まで、見事に演じられています。
途中で、ハマりすぎて奥さんにキレられて、ゲームは一日一時間までになるエピソードは面白かったです。子供時代ならあるあるネタですね。私も結婚したらこういうことありそう、気をつけないと。でも一日一時間だからって、夜中の0時に始めるのは中々の中毒具合でした。

60歳を過ぎてからゲームを始めても、オンライン上の顔も知らない人達と仲良くなって、冒険に心踊ることだってできる。ゲームの世界にもう一度大人たちを引き戻してあげること。これだってちゃんとした親孝行な気がします。
それではまた来週。
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【アロー】ラーズ・アル・グールを知ってからがDCの始まり。 [ドラマ]

ゲームばかりではなく、地味に海外ドラマも少しずつ見ています。
今回は遂にシーズン3まで見終わった、DCコミックスサイドのアメコミヒーロードラマ「アロー」についてです。Netflixで先日シーズン4が解禁されていましたが、少し他のドラマに浮気してから見ることにします。
あと、Netflix限定の日本のドラマ「光のお父さん」が最近ツボです。父親の退職祝いにPS4をプレゼントするシーンとか泣いてしまいました笑 こちらも一区切りついたら記事書きます。

57回目の記事は海外ドラマの「アロー」について。シーズン1~3
・「アロー」シーズン1~3  2012年~ 【海外ドラマ】

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バットマンの大ファンの一人として、何度かこのブログでも紹介してきました。
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-04-02
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-05-28
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-11-02
バットマンやスーパーマンと同じ世界で、街を救うために悪戦苦闘する悲しきヒーローがここにもいました。グリーンアローです。グリーンアローやフラッシュ、ワンダーウーマンを知っている人は、結構なDCコミック好きだと思います。北米では一般常識です。
ヤング・スーパーマンシリーズでも登場していたらしい彼ですが、満を持してドラマで主役になってやってきました。映画出演はまだまだ先でしょうが。
ゴッサム・シティに似たスターリング・シティでの物語は、バットマンのようなダークさを全面に押し出しながら、進んでいきます。

軽くあらすじです。億万長者の主人公オリバー・クイーンは、ヨットでの航海中に遭難して命を落とします。しかし実は生きていて、5年後にスターリング・シティに帰ってきます、マスクを被ったヒーロー「アロー」として。
物語は、この街で暗躍する悪役を倒すシナリオと、過去の5年に一体彼に何があったのかを振り返るシナリオが同時並行で進みます。ここがこのドラマの一番の肝です。ぶっちゃけどっちか一つだけだと、大して特別感のない当たり障りのないヒーロードラマになっていたでしょう。ただのボンボンだった主人公がなぜヒーローになって街に生還したのか。その物語が全体の3分の1を占めています。

各エピソードで大体完結しますが、シーズンごとで大きなストーリーがあり、ラスボスを倒すことになります。このラスボスが結構しっかり描かれている濃いキャラで、だからこそヒーロードラマとして1シーズン約24話でも面白いのだと思います。
本記事では、チームアローについてはあまり触れず、この個性的なラスボスたちに触れていきたいと思います。致命的なネタバレはありませんが、誰がラスボスか知りたくない人はここでご退出ください。因みに、ヒーローサイドでは、テア・クイーンが断トツで好きです、可愛いから。

シーズン1は親友のお父さん、マルコム・マーリンがボスでした。いや、どちらかと言うと、主人公がヒーローになるきっかけである親子の物語かもしれません。このラスボスは、一周回って今後のシーズンでは好きになっていく人も多いかと思います。一貫してクソ野郎ですけれども。ここまで真っ黒だとむしろ愛情が湧くレベル笑
シーズン2は過去編がとっても充実していて、そこでの悲劇から元戦友が敵となって現れました。このシーズンも結構悲しいストーリーが続き、勝てるわけがないのではないのかというほどの強敵感を醸し出すこと山の如し、って感じでした。DCコミックの敵キャラはやっぱり物凄く手強いですよね、前にも書きましたが。
そしてシーズン3でもう絶対勝てないような敵がやってきちゃいます。題名にも書きました、そう、ラーズ・アル・グールです。「バットマン・ビギンズ」という映画でもリーアム・ニーソンが演じた敵役として登場していました。何百年間も生き続け、数々のヒーローの前に立ちはだかる最強の敵と言っても過言ではないでしょう。因みに「ダークナイト・ライジング」では彼の崇拝者ペインと彼の娘が敵役でしたね。バットマン三部作の真ん中「ダークナイト」でのジョーカー以外はラーズ・アル・グールが絡んでいたのでした。
そしてそんな大敵をグリーンアローが倒せるものなのかと思ってしまいます。やっぱりバットマンやスーパーマンに比べると、実力が見劣りしてしまうからです。彼が率いる影の軍団も世界で最強の暗殺集団ですし、チームアローはどこまで対抗できるのか。続きはWebで。

アベンジャーズシリーズも、DCコミックシリーズも、アメコミヒーローものは大好きなので、これからも少しずつ追いかけていこうと思います。何歳になってもヒーローに憧れ続けて。
それではまた来週!
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【逃げるは恥だが役に立つ】可愛いは最強なんです。可愛いの前では服従、全面降伏なんです。 [ドラマ]

最新話(10話)の「やりがい搾取」や「愛情搾取」については、とても考えさせられる話でしたね。全ての働く人がこのドラマを見ていればいいのに笑
実はこのドラマを見ようと思ったのは流行りだしてからで(勧められてから)、リアルタイムで見始めたのは第4話からになります。第1~3話はわざわざ1話300円でTBSオンデマンドで買って見ました。そしていつのまにか漫画を最新刊までKindleで買っていました。どれだけハマっているんでしょう笑
今回は、そんな最高のドラマ「逃げ恥」の名セリフを振り返りながら、妄想に耽りたいと思います。

39回目の記事は、みんな大好き全面降伏の可愛いドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」について。
・「逃げるは恥だが役に立つ」 2016年10月~12月 【ドラマ】
・「逃げるは恥だが役に立つ」 2013年~ 【漫画】

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先に漫画のパロディー部分で大好きなシーンベスト3です!(前座)
3位、ワンピースのゴール・D・ロジャーが殺される冒頭のパロディー。大航海時代の幕開けをここに見ました笑
2位、徹子の部屋のパロディー。ここから物語が始まったはず。黒柳さんファンとしては、素晴らしい掴み!
1位、ハガレンの「等価交換」のパロディー。その後にみくりさんが恥ずかしいから「リライトしてー!」って慌てるシーンは笑いました!
はい、前座は終了。ドラマの名シーン振り返りにいきます。

「誰かに。誰かに選んで欲しい。ここに居ていいんだって認めて欲しい。」みくりさん
最初はこの気持ちから物語が始まりました。誰もが子どもの頃から抱いている、とても大切な気持ちですよね。

「逃げるのは恥。だけど役に立つ。後ろ向きな選択だっていいじゃないか。恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切で、その点においては異論も反論も認めない。」平匡さん
本当にその通り。銀の匙の名言「逃げた事を卑下しないでそれをプラスに変えてこそ、逃げた甲斐があるというものです。」もめっちゃ好きです。

「仕事の半分は仕方がないで出来ている。残りの半分は帰りたい。仕事だけが人生じゃない。」沼田さん
仕事観や逃げる観は、とても大事にしたいですね。仕事は楽しくてやりたいことも多いけど、それで平日1日が全て潰れてしまうのだけは勘弁してって思っちゃいます。
からの、
「みくりさんとのいちゃいちゃタイムを死守できるホワイトな会社」平匡さん
だからこそ、平匡さんが次の会社を探す時のこの基準は、かなり大事なポイント笑

「自分が幸せじゃないと、人を幸せにできないよ。」みくり兄
実は自分と一番似ているなと思うのは、みくりのお兄さんです笑 一番好きなキャラは、風見さんです!

「愛しているわよ。お互いに努力して。無償の愛なんて注げないわよ、他人なんだし。運命の相手ってよく言うけど、私そんなのいないと思うのよ。運命の相手にするの! 意思が無きゃ続かないのは仕事も家庭も同じじゃないかな。」みくりママ
この時、ハッとしたみくりさんと自分のシンクロ率は100%を超えました。
からの、彼女の答え。
「誰かを誠実に愛し続けることも、ものすごく大変なことなのかもしれない。人の気持ちは変えられないけれど、人生のハンドルを握るのは自分自身。」みくりさん

「彼女が自信を持てないことは彼女の問題なのに。あなたにどれだけ拒絶されても大好きだよって言ってあげれば良かったんでしょうね。向こうは僕の気持ちなんて考えちゃいないのに。自分ばかり見ている彼女に何を言えば良かったんでしょうね。」風見さん
居酒屋で男4人で飲む時に、風見さんが泣きそうな目をしながら、必死に平匡さんに皮肉を言うシーン。本当に好き。風見さんがこのドラマにいて本当に良かったです。
からの、
「でもね、あなたが思ってるよりずっと遠くまで行けるのよ。」ゆりちゃん
見事に、俺も車買おうかなーと思ってしまいましたよ。買わないけど。ゆりちゃんとドライブ行きたい!(迫真)

「人を好きになるのってさぁ、不安になるのよね」ゆりちゃん
いつかの予告編で見た、なんか心に凄く刺さるセリフ。何度も予告編見てしまった笑
からの、バーのマスターの一つのアンサー。
「人間は、悲しいかな、見返りが欲しくなってしまう生き物なんだよ。特に恋愛に関しては。自分が相手にかけた愛情と同等の愛情が返って来ないと人は不安になる。愛情がもらえなくても同等の見返りがあれば、納得できることもある、お金だとか生活に安定だとか。でもね、想いが強いほど、次第に耐えられなくなるんだ。俺ばっかり、私ばっかりが積もりに積もって関係は終わりを迎える。」バーのマスター

いつもより思わず長くなってしまった今回。
社会人になって仕事を始めて、新しい人たちと出会って色々感じて不安になって、答えのないアウトプットをしながら模索する日々。そんな人生の新しいステージに入った今年、このドラマに出会えたことは凄く幸運だなっと思うんです。
「だから私はかっこよく生きなきゃって思うのよ。」

それではみなさん。「醸しましょう、新婚感!」「出しましょう、親密感!」
また来週!
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【ウォーキング・デッド】ハロウィンが歩いてやってくる。 [ドラマ]

先週分さらっとサボってしまいましたが、テストや何やらで気力もエネルギー使い切ってしまっていたので、ご愛嬌ということで。明日から大阪に行くので、金曜日のうちに更新です。
ところで、PSVR、手に入っていません。悔しくてしょうがないですが、11月下旬からはゲームを本格的に再開しようと思うので、それでいいかなと。実は5月のオーバーウォッチ以来、ちょくちょくウィッチャー3を進めていただけという、ゲームからは結構離れた生活を送っていました。NetflixでPS4はしょっちゅう起動していたのですけどね。
というわけで、11/22からPS4でモンスターハンターフロンティアZ始めますよ。昔、共に狩りに行ったことのある仲間たち、集まりましょう!また告知します。

32回目の記事は史上最高視聴率を毎シーズン更新しているヤバさゾンビ級のドラマ「ウォーキング・デッド」について。
・「ウォーキング・デッド」シーズン1~4  2010年~ 【海外ドラマ】

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現在シーズン5の途中なのですが、シーズン5とシーズン6についてはネタバレありで書きたいので、今回はシーズン4まででネタバレなしで書きます。
あらすじです。主人公の保安官リックが病院のベッドで目覚めると、世界はゾンビだらけになっていました。なんか陳腐でありきたりな始まり方に思えるかもしれませんが、よくありそうなゾンビものも、ここまでリアルだとめちゃくちゃ面白い。
本当に世界はゾンビだらけになっており、噛まれたら感染してゾンビになってしまうし、生き残っている人もほとんどいないし、良い人ばかりでもないし、本当に地獄です。見ていて何も救われません。希望の欠片もありません。
希望の欠片もないので、この物語がどこに向かっているのかもわからないままです。主人公たちと一緒に途方に暮れます。10分先の未来が全くわからない。ご都合主義が一切ないドラマなので、どうなってしまうのかずっとハラハラすることになります。本当に心臓に悪いこのドラマ。最高!

シーズンの話数も毎回違うので、淡々と描き切りたい部分が現実分の尺で進んでいき、止め時が全く見つかりません。一度見始めると平気で3話ぐらい見ちゃっていたりして、時間泥棒感はありますが、一度止まるとまた見始めるのにエネルギーがいります。なぜなら食事中に軽い気持ちで見ることができないから。
先週紹介した「ゲーム・オブ・スローンズ」も結構えぐいシーンがありますが、このドラマはまた輪をかけてえぐい。でもそのグロさも海外ドラマっぽいというか、私は日本の怖いホラー映画のグロはだめなんですけど、これは大丈夫なんですよね。怖がらせようと作られているのではなくて、ゾンビが溢れた世界をリアルに描こうとしたらこうなったみたいな感じだからでしょうか。

主人公級の人物たちがバンバン死んでいきます。だから見ていて気を抜けないし、突然の展開に茫然とすることもたくさんあります。残酷すぎる展開の後は、何もできなくなります。
そしてこれはヒューマンドラマでもあります。極限の環境中では、誰も冷静ではいられなくて、本気で希望が何も見えてこないまま物語が進行していくので、生きがいみたいなものがなくなっていきます。2時間の映画とかでは、人類の希望みたいなものが一つはあって、ゴールがあるからみんなで頑張れるって感じですけど、ウォーキング・デッドはそんなに頑張れる環境ではない。だからみんな凄いなーと思ってしまうし、応援してしまう(感情移入しまくっている笑)。

シーズン1は主要メンバーの合流で精いっぱいで、話数も少ないんですけど、それでも十分面白い。自分でもこうするなという行動をしっかりしていて、ご都合主義ではないベストを尽くした後の絶望が押し寄せるので、モヤモヤしたりすることはありません。
シーズン2からは、長期的に滞在することを前提に動こうとするんですけど、その過程も結構大変。一晩寝るための環境作りも大変なのに、コミュニティを形成していこうとすると課題だらけ。リック達がどのように奮闘していくかは本編で。

このドラマ、ここ数年で世界中の視聴率No.1に君臨するだけあって、視聴もとてもしやすいです。NetflixにもAmazon Prime Videoにもシーズン6までフルであり、一気見したらかなりお得に長時間楽しめます。
私も今年になって見始めて、ちょくちょく見続けてもうシーズン5です。
もう今や海外ドラマ好きは、DVDレンタル2話で何百円も出さずに、ストリーミングで月額払うのが当たり前のスタイルになりつつあると思います。めっちゃ便利ですもんね、楽すぎて。良い趣味だなーって笑
24やプリズンブレイクなど名前は知っているけど、15年前の作品を見始める気にはなれないという人、「ウォーキング・デッド」が今最も見られていて有名ですよ!

最後に、忘れてました。
昨日発表されたNintendo Switch!好きですこのコンセプト!そしてスプラトゥーンをe-Sportsにしていく感じ、ゲームの新時代がやってきそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vvaQENG7lBI
発売は2017年3月予定。
アハン・アハン・イエーイ♪
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【ゲーム・オブ・スローンズ】(ネタバレ回) ホールド・ザ・ドアー。 [ドラマ]

エミー賞が発表されましたね。エミー賞の花形「ドラマシリーズ部門・作品賞」を勝ち取ったのは、ゲーム・オブ・スローンズ!やはり神ドラマ!監督賞も脚本賞もさらっています。
今回は最新のシーズン6の「R+L=J」までネタバレガンガンありでいきます。ネタバレなしでの記事はこちら。http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-04-23
因みにテレビムービー賞は「シャーロック忌まわしき花嫁」でした。やっぱり!こちらの作品の記事はこちら。http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-03-12

31回目の記事は「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン5と6について。
・「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン5~6  2015年、2016年 【海外ドラマ】

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デンデンデレ♪デンデンデレ♪デンデンデレ♪デンデンデン♪
ボードゲームをする時に流すと最高な雰囲気を醸し出すサウンドトラックを流しながらこの記事を書いています。アマゾンプライム音楽で無料です。
ネタバレ回なのでガンガン初端から飛ばします。まずはやっぱりジョン・スノウ。死んで生き返ってスノウ争いしてR+L=J!落とし子じゃないのか、でもここまで主人公やっていたら何かしらどんでん返しあって当たり前だよね。そうすると彼もドラゴンを操れるんじゃないか説、それがやっぱり最終章でしょうね。デナーリス一人じゃ大変だろうし。
登場人物たちはジョンとスタニス以外は全員、死者の軍団にスルーだけれども、この物語は氷と炎の歌だよ、第1話で冬来るって言っているよ、鉄の玉座に固執しすぎですよ。ショーン・ビーンが生きていればこの世界はもっとシンプルに良い世界になっていたのでしょう。
そんなこんなで私はスターク家が大好き。だからサンサとジョンが再会した時の興奮は凄かった。ロブとアリアがあと少しで間に合わなかった時から、兄弟の再会をずっと望んでいましたから。ロブとキャトリンの死のシーンはまだひきずっていて、リコンの死に方もやばかった。辛かった。でもアリアがフレイを殺すシーンは思わずガッツポーズものでしたね。シーズン6は色々報われて良かった。
ジョンが死んだシーズン5の最終回からシーズン6を見始めるまでのもどかしさは半端なく、こいつだけは死なないと思っていたから衝撃すぎた。ジョンの戦いは第9話で壮大にやることが多い気がしていて、どんなハリウッド映画よりも凄いアクションシーンで、シーズン6のボルトンとの戦いも震えが止まらなかった。ジョフリーの後を継ぐクラスの悪者でしたからね、ボルトンは。サンサのそういうシーンはやっぱり欲しかったですね、あとマージェリーのシェイム。止めるなよジェイミーって思ってしまいました(煩悩)

ジョンで記事半分使ってしまった笑 次はデナーリス・ターガリエン。回り道の多い彼女ですけど、遂に最終章に向けて最強になり進軍しましたね。シオンにも見せ場あるといいな。
彼女が炎に包まれた家から出てきたときは思わず私もみんなと一緒に跪いてしまった。あの音楽が壮大過ぎて、ファンタジーの醍醐味がすべて詰まった演出になりますよね、マザーオブドラゴンさんは。そして奴隷の湾での戦いは胸が熱くなりますね。この戦いとジョンの戦いを同時に入れたシーズン6第9話って、文句なしの神回なのではないでしょうか。そしてデナーリスとティリオンの関係が好きです。

次はサーセイ・ラニスター。元はと言えばハイスパローを採用したのってこいつなんだよね。やっぱり絶対に死なない悪のマレフィセントですね、彼女は。そしてシーズン6の最終話で遂に最強の復活を果たす。ここで鬼火ですかサーセイさん、半端ないッス。ラニスターは必ず借りを返すですもんね。でもマージェリーはまだ殺さないで欲しかった、個人的に。
そして鉄の玉座に最後に座るのはこの人。サーセイを殺すのはジェイミーになるのかティリオンになるのか。その時が遂に近くなってきたことを予感させます。シーズン7とシーズン8でこの物語は終わりらしくて、世界中の人が来年の夏を待っているのでしょう。シーズン1を見たときは、ここまでの作品になるとは思っていなかったし、ここまでハマるとも思っていませんでした。お金をかけて必死に見たのはこれと24ぐらい。海外ドラマが好きな人は見ないという選択肢はないと思います、マジで。

他の愛すべきキャラたちについても一気に感想を。
まず第5話「扉」のラストシーンのホーダー。ホーダーってそういうことだったのか!ってこの記事の題名からもう書いていますけど。ブランはどうしても生かさなきゃいけない存在だと思うし、最終的には北の総統になると思います。ポジション的にはプロフェッサーXですね。ホーダーの最後をあのように演出した脚本家には脱帽です。
モーモント卿にはみんなが好きになってしまうパワーがありましたね。あの北部の少女の総督です。彼女のセリフの後に、ジョンに対して「ノースオブザキング」とみんなが叫んで忠誠を誓うシーン。どれだけ男心をくすぐるんだよ胸が熱くなるだろやめろよって泣きながら思いました。本当にシーズン6は色々報われて良かったー。
そしてスタニスバラシオンの死。これで鹿の紋章って誰もいなくなったんじゃないか。最初はタイウィンと見分けがつかなかったけど(あるある)、少しずつ好きになっていっていったのにな。ボルトンの咬ませ犬で終わってしまった。
そしてヴァリスや小指は最後まで重要キャラで居座るんですね。キャプテンファズマの今後の活躍も期待しています。尺いっぱい使い切ったので、それではまた来週!
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【トットてれび】黒柳徹子さんから人生を学ぶ。 [ドラマ]

PlayStation VR、PCの前でずっと張り付いていたのに余裕で予約できませんでした。
どうしても発売日に欲しかったので、今日は朝からローテンション。ああ、早く仮想現実に行きたい!!

16回目の記事は本日最終回だったドラマ「トットてれび」と黒柳徹子さんについて。
・「トットてれび」 2016年4月~6月 【テレビドラマ】

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30分×全7話。とても少ない時間ながら、NHKの本気が垣間見える良作でした。
若者たち2014やごめんね青春などで大好きだった今個人的に一番大好きな女優の満島ひかりさんが、日本で最も尊敬している黒柳徹子さんのドラマを演じるとか完全に私得です。
前半はトットてれびについて、後半は徹子さんについて語ります。

50年以上の歴史を持つテレビジョンで、テレビ1年目から女優を務めている現在唯一の伝説の存在「トットちゃん」こと黒柳徹子さんの反省をテレビジョン中心で描いたドラマです。
正直20代の私にとってはこのドラマに出てくる登場人物に全く愛着を抱いていませんでした。渥美清さんも向田邦子さんも森繁久彌さんも全然知りませんでした。しかし、なんなんでしょうこのドラマ。役者の演技が豪華すぎて、みんながみんな憑依されていて、一緒にその頃の時代にタイムスリップできちゃうんです。
最終回は吉田鋼太郎さん演じる森繁さんの回。松重豊演じる中華飯店の王さんが老人ホームで歌いだすシーンが、当時の視聴者目線で丁寧に描き切った今日のハイライトでした。

第1話で武田鉄矢さんや大森南朋さんが演じるプロデューサーで「どこも変じゃありません。あなたのそのまんまがいいんです。直すんじゃありませんよ。」のところから号泣して始まり、満島さんと濱田岳さんのやり取り見て笑って、「買い物ブギ(byEGO-WRAPPIN’)」「上を向いて歩こう(by錦戸亮)」「スーダラ節」などの音楽で閉める。
後半戦ではミムラさんの向田邦子さん編、中村獅童さんの渥美清さん編、そして森重さん編。この3人との友情がまた良いんです。徹子さんの周りにはその個性を否定する人が一人もいなくて、だからトットちゃんはこう育ったんだなって愛がとても細かく表現されていて。向田さんの留守電が鳴り続けるシーンや、渥美さんの最後の泣き笑顔のような表情で完全に涙腺やられました。
満島ひかりさんが出るドラマは今後も必ずチェックしようと思います。本当に徹子さんそっくりでした。


トットてれびについての感想はこの辺にして、残りは黒柳徹子さんについて。
「私、生まれつきなのって決めちゃわないで、自分で自分なりの心の動きを楽しんだり、ものごとに興味を持つように自分を作っていく、変わっていく努力をするのも面白いと思います。」本当に人生楽しんでいるなと思います。
毎週楽しみに見続けて久しい私のイチオシ番組「世界ふしぎ発見」のエピソードでこういうものがあります。30年前の出演交渉の際に徹子さんはクイズ番組はやりたくないと断りました。しかしこの番組は正解した人が賢いというクイズ番組ではなくて、多様性のある答えを考える歴史の勉強にしていくと言われ承諾しています。その時徹子さんは「収録前に放送回の大まかなテーマを教えて欲しい、本を読んで勉強したいから」と条件を出しています。それからずっと徹子さんの読書量は少ない時でも平均週5冊、多い時で16冊だそうです。そこまで勉強熱心なら「日本で唯一黒船を見た女」と噂されるのもちょっと分かります。
「老人とは、気分が動かなくなった人のことを言う。次々と何かをしたいという気持ちでいられる人は、いくつになっても、たとえ体が動かなくても「老人」と呼ばなくていいですよね。」今年82歳でも、徹子さんは老人ではないと思います。私も図書館に熱心に通う人間になりたいものです。

そしてやっぱり一番凄いのはユニセフ親善大使を初めとした社会貢献の量だと思います。主にアフリカやアジアの子供たちに対して行っており、毎年直接訪問もしています。
「私は世界中の子供を救おうなどとは思っていない。… 私が行くことで辛い中にいる子供たちが、何か面白そうな人が来たと思って少しでも心が和んでくれればいい。私が子供たちを抱いて、少しでも穏やかな気持ちになってくれればいい。そしてそのことを皆さんに伝え、皆さんが関心を持ってくれればいいと思っている。」
私がこの世界で最も残酷だと思うことは2つあります。無関心でいることと、行動せずに偽善だと切り捨てること。
徹子さんだけでなく、世界中には多大な社会貢献をしている人がたくさんいて、勿論会社という組織もそのために作られています。自分の成長や家族の幸せが一番大切なことなのは言うまでもありませんが、これから予想もできないほどの激動の未来を長い間生きていくのなら、徹子さんのような貢献も必ずしよう!
そんなことを考えた週末の夜でした。
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【ゆとりですがなにか】生きているだけでいいかなって。 [ドラマ]

ゆとりの神とかいうあだ名がついて早2ヶ月。
仮配属は勿論品川に決まったので、一人暮らしに向けて今準備中ッス。

15回目の記事は明日が第9話の話題のドラマ「ゆとりですがなにか」について。
・「ゆとりですがなにか」 2016年4月~6月 【テレビドラマ】

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ゆとり世代の代表みたいな性格をしている私も、そんな人に囲まれて育ってきた人達も、今ここでリアルタイムで見なくてはいけないドラマ、それが「ゆとりですがなにか」です。日テレで毎週日曜22:30~。追っかけはHuluで。
さて、脚本がクドカンなこともあって期待度MAXだったこの作品ですが、どんどん面白くなるしどんどん伏線を回収するしで今や最も楽しい収穫期に入っていますね。
最初の方は少し退屈でしたけど、「ごめんね青春」も尻上がりの面白さだったので安心して見ていました。

第1話「会社辞めまぁす」から始まって第3話「友達になりたくて」、第5話「抱きつきたかった」、第7話「恋人達の賞味期限」など結構粋な題名が付いていたこのドラマ。
いやあ、ゆとり世代を最高に面白く映し出すクドカンはやっぱり天才だと思います。
そしてここまで毎週楽しんでいるのは、今自分たちが持っている価値観みたいな信念みたいなものに、スポットライトが当たっていることが嬉しいという理由から来ている気もします。見る人を選びます、このドラマ。
多様性でいいじゃん幸せならいいじゃん人からの評価を気にしなくちゃいけないの?まずは楽しもうよ!
そう思いながらも社会で働く生きていくというのは、色んな壁にぶつかりながら足搔いたり笑ったりするものなのでしょうか。このドラマから多くの世代が多くのことを考えるようになったらいいなと思います。

それでは、第1話からゆっくり感想を。
「初めてしっかり叱ってもらえた気がします」ゆとりモンスターの後輩にこう言われて、和解していたらただの普通のドラマになっていたところでした。社会が築き上げた常識の範疇でなんか動きませんよ、ゆとりは!
第2話。「これネットに上げんぞ~?」山岸の回ですね、ゆとり怖いよやべえよって誰もが思いますし、イライラした人もかなり多いはず。でもこの山岸すらも後半では段々好きになっていっちゃうんですよねー。
第3話。風呂敷をどんどん広げながら、山路先生が小学校でだったり、マリブが突然にだったりで名言を連発していきます。基本このドラマは味のある名言がかなり多いです。そしてそれらは20代の私たちには結構刺さる。「生きているだけでいいかな、って」「いい先生にならなくてもいいから、いい大人になってください」いいじゃん、そんなに気負って生きなくてもね。
第4話。マリブ、山岸にキレる!「座るのは案内されてから」「注文は聞かれてから」スッキリしますね。ゆとりの価値観は大好きだけど、じゃあ上の大人が間違っているかといったらそうでもない。「これってパワハラですか?」「正論です」
第5話。マリブの妻のユカさんが一言「女性の仕事とか結婚とか、男性が選ぶことはないよ。女性が選ぶの。男性は女性をただ幸せにすればいいの!」脚本家仕事しすぎでしょ。そして山路先生も茜ちゃんもみんな苦しみながらも毎日頑張って生きている、来週から自分も頑張ろうと思えますね。
第6話。ここら辺から面白さがうなぎ登りになっていきます。小学校の授業で割り算の筆算だけどうしてもできない子供がいる。根性論で練習を繰り返せば誰でもできるようになる?みんなができることができないのは恥ずかしいこと?「いつか大悟が電卓を使っていい日が来るといいと思う。それが本当の意味での平等、本当の意味でのゆとり教育だと思います」」できないなら技術やツールでカバーしたっていいじゃん。この授業の話、本当に大好きでした。
第7話。主人公の正和くん、会社の営業先の食虫毒問題の対処に追われる。大手企業の逃げ方が秀逸。でもゆとりは卑怯に逃げない。「なんでここまでしてくれるんですか?」「野上さんを男と認めているからです、だから貸しを作るんです」かっこいいよー、不器用でいいじゃん、そんなマー君が俺も好きです。
第8話最新話。主題歌の入り方からしてもう芸術的。「拝啓いつかの君へ~♪」って入る度にテンション上がっています。そして正和くん遂にこのセリフへ「俺、会社辞めて結婚します!」「え!誰と?」「茜ちゃんと」ここまでよく引っ張ったよ、本当によかったおめでとう。そして連名で辞表を出すあたり、さすがゆとり。
そして明日は第9話。http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=11940
マリブはどうなってしまうんでしょうか。絶対に熱い展開!

最後に、一番好きなセリフは茜ちゃんからでした。主人公3人も好きだけど脇を固める主役級もみんな大好き。
「誰も傷つけないやつは、誰も幸せにできないんだよ」
周りの大切な人たちとしっかり向き合って、仕事ともしっかり向き合って、でも肩の力を抜いてゆとりを持って、来週からも頑張っていきまっしょい!!おお!!

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【GOTHAM/ゴッサム】物語は悪役が生まれて始まる。 [ドラマ]

昨日、オバマ大統領が広島にて演説を行いました。
「メタルギアソリッドV」でのオンライン対戦で、小島監督が描きたかったことも核兵器の存在と平和。
平和への道はまだまだ遠く、それでも考えて行動して目指し続けなければならないでしょう。

13回目の記事はそんな平和とは正反対にある街での刑事ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」について。
・「GOTHAM/ゴッサム」シーズン1~2  2015年~ 【海外ドラマ】

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ゴッサムシティ。世界で最も犯罪が蔓延る街。そう、バットマンの舞台ですね。
この海外ドラマは後にバットマンになる少年ブルース・ウェインが両親を殺された直後から始まる、サスペンスクライム刑事ドラマです。
主人公は映画ダークナイトシリーズにも出てくるジム・ゴードン警部の若かりし時。
相棒のハービー・ブロックとこの犯罪都市ゴッサムシティで起こる事件を解決していきます。

一見普通の刑事ものに見えますが、話題になっているのはやはり舞台がバットマンのゴッサムシティだから。
この街には後に有名になっていくヴィランが大勢暮らしています。
今のご時世、映画館に行けば多くのヒーローを見ることができますが、それらのヒーローものでの悪役をみなさんは挙げることができますか?
スーパーマンのレックス・ルーサー、スパイダーマンのグリーンゴブリン、ソーのロキとかですかね。
でもバットマンのヴィランを挙げられる人は、世界的に結構います。
まずみんな知っているジョーカー、ダークナイトで有能検事からヴィランに落ちたトゥーフェイス、ビギンズではスケアクロウとリーグオブアサシンのラーズアルグール、ライジングではキャットウーマンにベインにタリサアズグール。
そしてバットマン映画旧作ではペンギンやミスターフリーズなどがいました。

アメコミヒーローでのヴィランではやっぱりジョーカーを筆頭に、バットマンシリーズで出てくる奴らが濃くて強烈。
そしてそんな悪役達が悪に染まっていってしまう様子を描いているのがこのドラマです。
刑事ドラマとしても十分に作りこまれた脚本ですが、バットマンファンをうならせるファンサービスがこれでもかと詰め込まれています。
最初から根っからの悪なんてこの世にはほとんどいなくて、悲しい体験や環境を通して人は曲がっていってしまう。だからバットマンのヴィランは人気があるのでしょう。

現在私はシーズン2の13話を見終えたところで、ミスターフリーズ(映画ではシュワちゃんが演じた)編が終わったところです。毎週AXNで楽しみに待ちながら見ています。
シーズン2は始まりのジョーカー編(私はこう名付けた)から始まり、最初からクライマックス感があります。
しかしシーズン2はまだDVDレンタルも始まっていないので、最近Netflixに追加されたシーズン1について少し紹介をします。
https://www.youtube.com/watch?v=QHu1HH6nQl4

主人公はゴードン警部ですが、見方を変えるともう二人います。
後にバットマンになるブルースと暗黒街をのし上がっていくペンギンです。
このペンギンは、実は個人的にはジョーカーと並ぶほど好きなキャラで、PS4のアーカムナイトではペンギンが登場する度に喜んでいました。
さて、今回の記事の画像でもあるペンギンですが、最初はフィッシュという女幹部の傘持ちから始まります。
シーズン1でのゴッサムシティは、マフィアの3つの勢力のぶつかり合いが大きなテーマになっています。ファルコンとマローニとフィッシュ。ファルコンとマローニはダークナイトシリーズにも少し出ていますよ。
ペンギン(オズワルド・コボルポッド)はとてもずるがしこく、きっとついつい応援してしまいます。
メインのヴィランではキャット(セリーナ・カイル)、リドラー(エドワード・ニグマ)はとても丁寧に描かれ、ジョーカーやポイズンアイビーやスケアクロウの幼少期、ハービーデントやストレンジ博士も出てきます。
どんどんゴッサムシティが好きになっていくこと間違いなしです。

ブルースに付き添う執事アルフレッド・ペニーワースもすごくいい味出しています。
マイケルケイン扮するアルフレッドにも負けず劣らずなので、最高です。
そんなこんなで、私のゴッサムライフはまだまだ続きます。
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