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【エピソードプロンプト/FFXV】自分が信じるものくらい自分で決めな。 [PS4]

今週はゲーム記事一挙2話。まずは最も大好きなゲームファイナルファンタジーXVのダウンロードコンテンツ第2弾、エピソードプロンプト。最近悪いことが立て続けに起きていて、遂には神社に厄除けにすら行ってきた今の私と、なんとなく境遇が似ていて感情移入しながらプレイしました。
この記事の題名は、アラネア姉さんのカッコよすぎるセリフからです。
「俺はこれからどうしたらいいのかわからない。」
「人からどう思われるかがこわい?自分がどうしたいかわからない?泣き言いってんじゃないよ。誰に何を言われようが関係ない。自分が信じるものくらい自分で決めな!」
ああ、こういうカッコイイお姉さんタイプの美人に跨がられながら上から怒られたい、と思ったのはきっと私だけではないはず。

67回目の記事は、「エピソードプロンプト/FFXV」について。
・「エピソードプロンプト/FFXV」2017年6月27日配信 【ゲーム】

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エピソードグラディオ同様、ショート版の記事でいきます。
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2017-04-17
プロンプトをプレイして銃アクションができるのも嬉しかったですし、銃撃戦もスノーモービルもよく出来ているゲームで、相変わらず500円とは思えないクオリティ。でも今回の特筆すべき部分は、プロンプトの内面を描いたストーリーとアラネア姉さん再登場ですね。多分に漏れず私もアラネアは大好きです。実はルーナ派ですけど。

ノクトが列車の上で「ずっと騙していたくせに!」と叫んだ相手が、アーデンではなく自分だと思い込んでいたプロンプト。このエピソードで知られていく境遇を考えると、鬱になるのも納得するレベル。わかります。自分と向き合いながら周りの目線を気にすると、海の深いところまで沈んでいくように心が落ち込んでいくんですよね。
そんな時は過去の自分の行動を思い出すのが正解。彼は少年時代にルーナから貰った手紙を思い出す。あの時走り始めた自分や、仲間と共に旅した自分は、裏切らずに確かにそこにあるんです。過去に何かをしてきた自分はいつだって側にいてくれて、それを信じて絶望から立ち上がればまた戦える。
短いながらもとても良いストーリーでした。最後のノクトとのやり取りは、凄く救われた感じがして、このやろうって気持ちになりました。成長するって本当に大変。
パパパーンパーンパーンパンパパーン♪ってか
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【村上海賊の娘】(ネタバレ回)戦国を通して今後の生き様を考える。 [小説]

今回はネタバレ回&長文&決意表明回です。強気な自信が揺らいでいた時期に、この小説と出会い自分の内側と会話することができました。遊び心はフィクションから。創作された物語の人物の影響を受けて、どう生きていくかを考えることも、時には大切なことだと思います。色んな世界に浸って、冒険して、成長する。楽しいですね。

今回はネタバレ回なので、この本を今後読むつもりの人はここでご退出ください。

66回目の記事は、本屋大賞受賞作の長編小説「村上海賊の娘」について。
・「村上海賊の娘(上下巻 or 文庫本で1~4巻)」2013年10月20日発売 【小説】

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全部で約1000ページになる歴史長編であり、1576年に織田信長側の水軍と毛利家側の水軍が戦う「木津川合戦」が舞台となっています。ネタバレ回なので、背景はこのぐらいでガンガン感想を書いていきます。
合戦自体は後半になってから描かれるので、物凄く長い時間をかけてその戦までの描写が展開されていきます。主人公の景以外はほぼ史実に基づいており、それに逸脱した行動も起こさないとても丁寧な歴史小説でした。
最初は登場人物が多すぎるし、そんな詳しく説明しなくていいから戦をしてくれとか考えていましたが、はい、反省します。この長編は合戦までを丁寧に紡いでいるからこそ登場人物全員に愛着が湧き、誰かしこも応援したくなるほど熱中するのです。

まずはみんな大好き小早川隆景さん。結局上杉謙信を待ち続けるだけの役でしたが、戦国での賢者たちのやり取りに説得感を持たせてくれ、能島村上の当主村上武吉との精神でのやり取りは痛快でした。この2人と織田が絶対的天才として存在するからこそ、理詰めで自家の存続を第一に考えるほとんどの男の登場人物の行動に納得できたのだと思います。

序盤は主人公村上景と弟の景親が、いい感じの兄弟として物語が始まります。戦に憧れやキラキラした何かを期待していたどことなく女の子の景は、天王寺合戦での命のやり取りで自家の存続とは何なのか、戦とは何なのかを打ちのめされながらも学びます。
全体的に心が成長しきっている登場人物しか出てこないので、この2人が読者に近い形で物語の中で成長していきます。この時、七五三兵衛に失望されたやり取りが、後の船上での交渉に使う材料になってくる展開は震えました。決してスマートではない景の生き方を、自分自身で把握しながら利用する様はさすがでした。

天王寺合戦ではやはり七五三兵衛と義清の、少年マンガらしい友情物語が目玉でした。ただただ格好いい。本願寺なんてここで潰れてしまえばいいのにと思ってしまいました。本番で村上海賊が戦う相手をここでかなり丁寧に紡いだからこそ、あの最高に興奮する木津川合戦になったのでしょう。ラスボスとしてふさわしいぐらいの怪物で、性格も大好きでした七五三兵衛。

戦は自分には向いていないとふさぎ込む主人公の景は、結局自分の中にある純粋なこうしたいという気持ちで単身、兄たちと合流しにいきます。誰もが自家の存続だけを考え、理屈だけで物事を考え、その結果として戦わないという選択をし続けていた男たち。自分は彼らと同じ側の人間だろうなと感じます。自らの損得を冷静に見定め、心のままだけでは行動は起こさない。それは今でも正しいと思います。でも、だからこそ景のような存在が眩しく見えるのかもしれません。

後半はもう何百ページ使うのだよってくらい戦がガッツリ描かれていきます。この時点で、村上家の元吉や景親、来島村上の吉継に因島村上の吉充、乃美宗勝に児玉就忠もそれぞれかなり好きになっていたので、どの見せ場も物凄く面白かったです。対する七五三兵衛は最強すぎるくらい好きなので、もう本当に手に汗握る戦いです。
好きな戦シーンをいくつか。
兄の元吉と弟の景親の船に、七五三兵衛の船が突撃するシーン。勤勉な元吉さんは潮の満潮を計算して海すらも味方にします。深夜0時を超えると月の引力関係で潮の満ち干が切り替わるというアレです。そんな知識なんて今まで人生で使ったことがなかったですけど、そうか海戦で使うのか。海賊の戦いって海を知り尽くしていて凄い。
海賊らしさといえば、景と孫一が小舟で戦をかけるときに、2つの大船で七五三兵衛が縄を用いて小舟集を一網打尽にするところ。ただただ乗り上げて切りかかるだけが海賊だと思っていたので、みんな海を知り尽くし工夫して戦うのはやっぱりプロだなーと感動しました。

義清が泉州海賊を説得して助太刀に来るシーンは、こうなるとは分かっていたけど胸が熱くなる展開でした。そんな義清の動きを感づきつつ、戦で優男のイメージを一気に覆してきた村上吉充はかなり好きなキャラでした。この2人の戦、及び村上家の船を傾けさせて戦う王道戦法、そして義清の最期。サブキャラとは思えないほどそれぞれキャラが立っていて、目が離せないほどの戦でした。因みに、卑怯者の兄弟のあの2人も結構好きでした。一番合理的な生き方をしていて。

そして主人公の景にはしっかり見せ場が用意されています。序盤に一人で物語を掻っ攫っていき、失望していた七五三兵衛を再び惚れさせるだけの面白い(おもしゃい)女として帰ってきました。やっぱりその辺のザコ敵では相手になりませんね。しかしその辺のザコ敵の泉州海賊もかなり良い性格しています。
ラストはやはり景と七五三兵衛の一騎打ちです。ここまでの弟景親の踏ん張りも忘れてはいけません。戦況が刻々と変わる中で、大将として堂々と動きまくった七五三兵衛には拍手しか送れません。どいつもこいつもカッコよく散りやがってこの野郎。

最後には児玉就忠も好きになっていたので、そのまま嫁いでしまえよって応援していました。しかし主人公の景だけは家系図に「女」と記されていただけの歴史には残らなかった人物、景というフィクションの人物が史実上の児玉就忠とは結ばれなかったのだとすると残念です。読み終わる頃には、それほど景のことが好きになっていました。

この本を読んでいる頃、現実世界での私は大きな心の病と直面し、自分がかなり行き辛い性格と心身を持っていることに気付きました。ある程度のことは満足しながら我慢し、多くは求めすぎず、手の届く範囲での幸せを掴む人生を送ることは無理だと悟ったのです。心の底から拒絶している閉鎖感や閉塞感は、自分が思っている以上に重い病のようなもので、これに目をつむって生きていくことは難しいようでした。
景も七五三兵衛も義清も村上海賊たちも、理屈で考え打算的に行動すればあのような戦にはなりませんでした。でも本能がそれを許さなかったのです。それぞれが心の中に持つ大切な純粋な何かに突き動かされて、命を賭けた。それらは立派で格好いい物語でした。
史実に徹底的に基づいていようと、この物語はあくまでフィクションです。現実の私たちの世界での生き方とは遠いものでしょう。でもそこから何かを感じることはできる。その生き様に励まされることはできる。
七五三兵衛に「面白い(おもしゃい)奴だ!」と言われるような人生を送るために、自分自身の性格や本能としっかり向き合い、普通の生き方をするためには必要のない努力もたくさんして、景のように気持ちに純粋で自由なこれからの未来を本気で目指していこうと思いました。人よりも求める幸せの基準が高くなってしまったからこそ、そのために知らなければいけないこと、行動しなければいけないこと、努力し続けなければいけないこと、全部ひっくるめて戦ってやろうと思います。今回は決意表明回です。
私もこの世界で一生戦い続けながら死にましょう。そんな風に思わせてくれた、長編傑作でした。
それではまた来週!
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【ローガン】最後のヒュー・ジャックマンとパトリック・スチュワート [映画]

映画もゲームも海外ドラマも最近盛り上がり過ぎで、インドアライフだけでも人生足りなくて辛いですね。この前、ウォーキング・デッドのシーズン6が見終わり、なぜシーズン7を直接配信していた去年にHulu見ていなかったのか凄く後悔しているところです。今月から始まるゲーム・オブ・スローンズのシーズン7もスター・チャンネルは契約できないし。もっともっとエンタメへのアクセスが便利になって欲しいと思うこの頃です。
ゲームではシューティングコントローラーが遂に発売され、PSVRが久しぶりに盛り上がってきています。コントローラーが実物の形になるだけでここまで世界が変わるのかと、技術革新に最近ほんと感動しています。
それに比べてボードゲームは相変わらずの品薄で、プレミア価格が正直ひどすぎるレベルです。こちらはそろそろ情報へのアクセス方法を変えなければいけないかも。

65回目の記事は、X-MENシリーズスピンオフ3作目、「ローガン」について。
・「ローガン」2017年6月1日公開 【映画】

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X-MENシリーズは1から全作見ている大ファンで、旧3部作の主人公であるウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)とプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)は、本当に敬愛している最高のキャラでした。新3部作のマカヴォイとファスベンダー、そしてジェニファーが大好き過ぎて、新の方が個人的にはかなりハマりましたが、旧の方もやっぱり好きでした。一番好きなのは「ファースト・ジェネレーション」で、次に「フューチャー&パスト」です。ああ、時間できたらまた見よ!
さて、今作はウルヴァリンが主役のスピンオフの3作目で、正直全2作が駄作でしたし、監督も変わらなかったので不安でしたが、今作だけはビックリするほどの名作になっていました。
https://www.youtube.com/watch?v=Vuh8n7AbT_o

軽くあらすじです。ミュータントが生まれなくなって久しい未来、ローガン(ウルヴァリンの本名)とチャールズ(プロフェッサーXの本名)はひっそりと暮らしていました。認知症のような状態の弱りきったチャールズは世界一の爆弾脳みそだと思われており、ローガンも不老不死に近い状態だったはずが、回復スピードがかなり遅くなっていました。
2000年公開の1から17年間戦い続けてきた主人公2人の、世代交代への最後の映画になります。映画軸では200年近くも戦い続けてきたローガンの、正真正銘のラストエピソードになります。
最近は続編へと続く作品がとても多い中で、今作が最後だと分かりきっているからこその大胆なまとまりのある哀愁漂う傑作に仕上がっています。中途半端なエンタメ作品になった前2作と違い、最も偉大であった2人のキャラクターに対する愛を一身に受け、一切の妥協なしで作られた作品です。
ヒーローものでR15という、子どもをこの映画の対象から抜くという英断は素晴らしいです。それだけに、とてもグロいシーンも続きますし、リアリティや泥臭さが丁寧に描かれており、ローガンとチャールズを長年愛してきた大人たちを納得させるだけのクオリティに仕上げてきています。ヒューも映画雑誌の取材で、R15が肝だと言っていました。

死に場所を探している風もある2人は、1人の少女(ローラ)と出会い、長い旅に出ることになります。一言も話さないこの少女が、また本当に素晴らしい演技。アクションも全盛期のウルヴァリンのような爽快さがありつつ、R15だからこそのムゴくてリアルな戦闘シーンは、思わず息を飲むほど。
上映時間も結構長いので、見ごたえがあります。なんだかスターウォーズのエピソード3を見ているかのよう。因みに、新3部作の1作目「ファースト・ジェネレーション」を映画館で見ている時は、SWのエピソード1~3を一気に見ているような気分でした。
ローガンとチャールズ、チャールズとローラという、2つの親子に似た関係が同時に描かれ、やはり家族の愛のようなテーマを滲ませながら、明るい雰囲気にはなることなく何度も盛り上がりを迎えます。

いつものX-MENのような難しすぎる設定があまりないため、誰が敵で何のために旅をしていて、最終目的は何なのかがとてもわかりやすいです。その道中で戦闘シーンが割り込まれ、終始ダレることなく続きます。
特に好きだったのは、チャールズが「こんな楽しい夜は久しぶりだ」と家族の温かさに触れる部分、ローラが少しずつ懐いてくる部分、ローガンが最後の最後に家族を感じる部分です。ラストシーンでXを作ったのは、これでこの物語は終わりだというピリオドの意味のXと、X-MENをかけていて最高でした。ああ、本当に終わってしまったのだなと。でも、こういうしっかりした形で描ききって終わってくれてよかったなと本当に思います。

この偉大な役を17年間演じ続けてきてくれたヒュー・ジャックマンとパトリック・スチュワート、本当にお疲れ様でした。
それではまた来週!
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【サマーレッスン:アリソン・スノウ】ジェニー・スキッドモアさんについて語ってみる。 [PS4]

右手をガッツリ負傷し、今年度で最悪の1週間を過ごしました。まずコントローラーを持つことができない。部屋で踊ることも(JustDance2017)、ボクシングすることも(ARMS:6/16発売)、シューティングコントローラーで銃撃戦をすることも(FarPoint:6/22発売)できず、しょうがないので手を使わなくてもできるゲームをすることにしました。そうです、サマーレッスンです。因みに上記のソフトは全部買っているので、遊べるようになったら書こうと思います。

64回目の記事は、PSVR専用ソフト「サマーレッスン:アリソン・スノウ」について。
・「サマーレッスン:アリソン・スノウ」2017年6月22日配信 【ゲーム】

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PSVRローンチ時に話題になったサマーレッスンの第2弾は金髪アメリカ人のアリソン・スノウさん。2015年のE3からずっと評判だった女の子ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Z9463NLOeRA
物凄く可愛いです。一番好きな女優がジェニファー・ローレンスの私としては金髪美女最高です。グラフィックも綺麗ですし、ゲームも前作より優しくなってとても遊びやすくなっており素晴らしいです。でも今回私が言いたいことはそこではありません。
デモ版発表時から声優が変わっている!完璧な英語を喋る主人公から、片言の可愛い日本語を喋る主人公に変わっている!なぜ!?

デモ時の声優はジェニー・スキッドモアさんでした。彼女との思い出は小学生の頃にまで遡ります。(今回は、怪我でナイーブになっているのでいつも以上にただの自分語りです)
小さい頃からディズニーランドの年間パスポートを持っていた私は、平均週3回ディズニーに通うような子供でした。そのディズニー愛については一度まとめています。
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-08-30
そんなある日、アトラクションやパレードの放送で流れる音声の中で、私はよく聞くとてつもなく可愛い英語の声に気付いたのです。その時は、その声がジェニーさんの声だとは知る由もありませんでした。因みに現在のディズニーでも、またフロリダのディズニーでも彼女の声を聞けるらしいです。

月日は流れ20代になり、英語がずっと苦手だった私は、一念発起して英語の勉強を本格的に始めました。そして、無料なのに質の高いという噂だったNHKラジオ英会話を片っ端から聞いていったのです。その時でした。彼女との再会は。
「なるほど英会話フレーズ100」という本の著者として既に好きだったスティーブ・ソレイシィ先生と一緒に、「NHK英会話タイムトライアル」という番組であの声に久しぶりに出会ったのです。まさかラジオ英会話の英語の先生をしているとは。
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/english/timetrial/
このラジオ番組、初心者向けの対話用英語ですが、無料なので一度聞いてみてください。特に毎月末に1度だけやってくる日本の有名曲の英語カバーを一緒に歌ってみようコーナーは最高です。歌手としても活躍している彼女の歌声を聞いていると、早くこのコーナーをまとめてCDで出してくれないかなと思ってしまいます。

世界一綺麗で可愛いすぎる声を持っていると個人的に思っているジェニー・スキッドモアさんのことは、平日毎日のラジオ英会話を通してどんどん好きになっていきました。そんな時に今回のサマーレッスンのデモが流れたのです。
VRの世界に入り込んで、一番好きな英語の声で、金髪美女とコミュニケーションを取れる。そう確信した私がPSVRを血眼になって探すのは当然のことでした(大げさ)
しかしです。まさかのコンセプト変更で声優が変わってしまい、というか英語ではなくなってしまった。こんなことで悲しんでいるのは、もしかしたら日本中で私ぐらいかもしれません。だからこそ文章にして書き残しておかなければと思ったのです。
因みに、勿論発売日の6/22の夜にちゃんとプレイしました。良いゲームでした。

心も右手も傷ついている私にとっては、まだ1週間大変な日々が続きます。でも今週を乗り切れば、雨ともオサラバして夏と海がやってきます。
現実世界でのサマーレッスンはまだまだこれからです。
それではまた来週!
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【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス】高すぎる山なんてないのだから。 [映画]

今週の一挙2話更新2話目。当然、再度アベンジャーズシリーズについて。
映画もゲームも今年も大豊作なのでとても楽しいですね、ブログを書いていて。いつかこのブログも、ただのブログではない何かに変えていく構想を練り始めたので、数年プランで作成していこうと思います。勿論、毎週のコンテンツは欠かさないです。
今週はロサンゼルスで世界一のゲーム見本市「E3」が開かれました。やっぱりソニーの発表は物凄く盛り上がりますね。アベンジャーズものとしてPS4のスパイダーマン新作の映像だけ貼っておきます。これが今のゲームです、もう遊べる映画ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WPOYnxQOJyk
モンスターハンターワールドやスカイリムVRなども発表され、ゲーム業界がとても活況になってきました。何度も言っているかもしれませんが、これからの世界はエンターテインメントが一番伸びる業界だと思っています。

63回目の記事は、アベンジャーズシリーズ15作目、フェイズ3の3作目「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス」について。
・「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス」2017年5月12日公開 【映画】
・「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」2014年9月13日公開 【映画】

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神曲のオンパレード。数あるアベンジャーズ作品の中でも、単体として一番面白いのは間違いなくこの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズだと思います。多分世間一般でもそういう評価。
個性的なキャラクターについて、SFの世界観について、流れる音楽について。この映画では魅力的な部分は数え切れないほどありますが、やっぱり一番は音楽についてではないでしょうか。
1では死んだ母が主人公に残してくれた「Awesome Mix Vol.1」というカセットテープとSONYのウォークマン。地球人である母親の青春時代である70年代のヒット曲が、カセットのA面B面にちょうど45分で入るようになっている。新曲がないアルバムの全米No.1ヒットになるサントラはまさに空前絶後で、なんというかこれらの名曲が映画の内容と見事にリンクして流れるから本当に鳥肌もの。
一番好きな曲はやっぱり「Ain't No Mountain High Enough」(1967)ですね。1のクライマックスで流れるこの神曲については、デュオで歌っているマーヴィン・ゲイとタミー・テレルの2人についてから語りたいレベルだが、ここでは割愛します。
一度聞いて見て下さい。私は最近毎日聞いています。
https://www.youtube.com/watch?v=-C_3eYj-pOM
「I want you back」をスタッフロールで流すのもイケてましたね、本当に帰ってきてくれて良かった。

さて、2の映画についてです。
チームはもう家族のようになり、グルートは可愛くなり、なんだかんだ宇宙は平和になった後、主人公ピーターの実父と出会い物語が進んでいきます。前回のテーマが母の愛だとしたら、今作のテーマは家族です。
クリス・プラット演じる主人公は、しっかりと映画の主人公をしていて、なんか見ていて本当に安心します。ガモーラとの恋の駆け引きも、ロケットとの罵り合いも、主人公っぽいという形容詞が一番似合います。
チームメンバーの中では今回はドラックスとロケットがお気に入りでした。なんたってこの2人がしゃべりだすと、思わず笑ってしまうシーンが連発するからです。終始ギャグにエッジが効いていて、楽しい気分のままエンディングまでひとっ飛びです。序盤でドラックスがモンスターの口の中から切り裂けば、厚さが薄くなると言い出したくだりは最高でしたね。ロケットも憎まれつつマジで愛してしまうキャラ。ロケットの声をブラッドリー・クーパーが、グルートの声をヴィン・ディーゼルが担当しているという無駄な豪華っぷり。
そして今作のハイライトはやはりヨンドゥでしたね。ウォーキング・デッドのメルルのイメージがめっちゃ強いですけど笑
ピーターの育ての親として背景も描かれ、戦闘も口笛で矢を飛ばしていく時の無敵っぷり。音楽が流れながら敵を全滅させてしまう強さには、反則級すぎて惚れ惚れしてしまいます。ぶっちゃけ今回は彼が全部持っていったと言っても過言ではないでしょう。

はい、キャラクターへの愛だけで記事が終わってしまいました。ストーリーについても文句なしの出来、世界中が楽しみしていた「Awesome Mix Vol.2」もやはり神曲揃いの素晴らしい音楽。後半主人公がブチ切れて能力を爆発されるシーンがあるのですが、それはこのカセットテープと愛用のウォークマンを踏み潰されたから。そりゃブチ切れますわ笑

宇宙がどれだけ広かったって、昔のように会いにくくなったって、好きな人と会うのに障害があったって、それでも呼ばれたらいつでも(品川限定)会いに行きます!
だってこの世界には、高すぎる山も低すぎる谷も広すぎる川もないのだから♪
それではまた来週!
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【ドクター・ストレンジ】アベンジャーズ追っかけはしっかりやります。 [映画]

今回はマーベルのアベンジャーズシリーズについて。
会社の福利厚生で映画のチケットが何でも安く買えることにやっと気付いたので、シネマイクスピアリライフの時のように、年10本以上映画館行こうと思いました。最高!
ということで、結構書きたい記事が多すぎるので今週は一挙2話です。
前回の61回目の記事「光のお父さん」はFacebookに上手く連携されていなかったのでリンク貼っておきます。
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2017-06-10

アベンジャーズシリーズについては、フェイズ1のアイアンマン1からフェイズ2のアントマンまでの12作は、勿論全部見てきました。基本的には、アベンジャーズもDCもX-menも、アメコミ・ヒーローものは1作として欠かさずに見ているはずです。
フェイズ3の1作目「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」についての記事から、当ブログでも書き始めました。
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-05-15

62回目の記事は、アベンジャーズシリーズ14作目、フェイズ3の2作目「ドクター・ストレンジ」について。
・「ドクター・ストレンジ」2017年1月27日公開 【映画】

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一挙2話なので少し短めにいきます。
ドクター・ストレンジは日本ではかなり無名ですが、アメリカでは結構みんな知っているほどの知名度です。アベンジャーズのメンバーの中でも相談役の方、人生経験豊富な知的サイドです。
主演のベネディクト・カンバーバッチが見事に演じきっています。初めのただの外科医だったところから、魔法使いになるまでの表情の作りの変化は見事でした。日本でもこの俳優さん大好き女子が物凄く多いと思っていますが(映画雑誌SCREENの先月号で人気1位だったはず)、私もシャーロックシリーズからスティグマの話、スタートレックの敵役まで全部好きでした。なので、評判は少しマイルドですが、必ず見ることは決めていました。
今回のヴィランはマッツ・ミケルセンが演じていました。スターウォーズ・ローグワンでお父さん役だった人ですね。最初は誰がラスボスかわかりにくかったです。

そして一番カッコ良かったのはやはり最強の魔道士エンシェント・ワン。ナルニア国物語の白い魔女役だったティルダ・スウィントンは、本当に何百年も生きていたかのような神秘的な見た目とオーラが漂っていました。
主人公と相棒がミラー・ディメンションで敵に追い詰められて絶体絶命の時に現れたエンシェント・ワンはかっこよすぎました。本当に世界最強の魔道士なのだなと。もう戦いが異次元過ぎて、映画でないと表現できないような超人バトルでしたけど、あの演出は神だなと思いました。

ストーリーについては、主人公がそこまで腕の回復にこだわる意味、絶望、必死さなどが前半で丁寧に描かれていたので、ストレンジに対する愛着は十分に湧きました。現実世界サイドでのレイチェル・マクアダムスが物凄く可愛かったのに、なかなか出番ないし、今後もあまり出番ないのだろうなーと思うと少し寂しいですね。ソーのシリーズでもナタリー・ポートマンが全然出なくなっていって、寂しかったです。
逆に悪い点は、モルドとカエシリウスの心の移り変わり方をもう少し丁寧に描いてくれないと、想像する余地もあまりなかったなーという点です。特にモルドは、今後も重要なキャラになりそうなので、ここを丁寧にやらないと次回作が駄作になってしまう危険もありそうです。

兎にも角にも、ドクター・ストレンジの参戦で、アベンジャーズもさらにファンタジーチックになる予感がしますね。ベネディクト・カンバーバッチの参戦、本当に嬉しいです。どれだけゴージャスな映画になっていくのでしょうか笑
それでは、次は一挙2話の2つ目へ。
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【光のお父さん】親孝行プロジェクトにはやっぱりPS4。 [ドラマ]

社会人になると、途端に親孝行について考え始める人が多いと思います。学生時代のアルバイト代とは貰える額が桁違いになるため、親への感謝にお金を使おうと思うのかもしれません。私はまだ一度として貯金ができたことがないので、親への感謝はお金以外のことで表そうと思います。
ではどんな親孝行がいいのか。答えは人それぞれ色々あると思いますが、一つだけベストなアンサーを挙げるとしたら、それは『PS4』ですね。もう一度言います、『PS4とファイナルファンタジー』です。
今週は、そんな父子の物語がテレビドラマで紡がれたおはなし。

61回目の記事は、TBS深夜ドラマ兼Netflixテレビドラマの「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」について。
・「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」2017年4~6月 【テレビドラマ】

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1話30分、全7話のショートストーリーで毎週木曜にNetflixで上がり始めました。主役は千葉雄大、でも本当の主役はそのお父さん役の大杉漣。この父子の物語です。
原作はブログの「一撃必殺SS日記」の中で連載されていた実話のブログ日記です。書籍化もされています。

あらすじです。オンラインゲームである「ファイナルファンタジーXIV」を遊ぶ青年の父親が、突如仕事を辞めてしまいました。仕事人間だった父親がなぜ辞めたのかを聞き出したい主人公。しかし昭和的な父親との会話は、小さい頃からずっとなくなっているのでした。
そこで、彼は父親をゲームの世界「エオルゼア(FF XIVの世界)」に招待します。息子であることを隠して父親に近づき、共に冒険してラスボスを倒した後に招待を語る。光の戦士と呼ばれるファイナルファンタジーの世界観になぞらえ、父親を「光のお父さん」に育て上げる親孝行プロジェクトが始まったのでした。

まず題材が最高に良い。ゲームを通じて父子の絆を深めていくというのが最高。ドラマでも描かれる、2人の最初のゲーム「ファイナルファンタジーⅢ」。ああだこうだと言いながら、一つの画面を一緒に見ながら世界を冒険していく。小さな男の子にとって、それはとてつもなくキラキラした思い出になりますし、ドキドキやワクワクは全部ゲームから学んだと言っても過言ではないでしょう。言い過ぎました。男の子は冒険を繰り返して、大人になっていくのです。異論は認めません笑

いつしか一緒にゲームをすることもなくなってしまう父子、でもいつかまた一緒に冒険をしたいと心の底では思っている。わかる!わかります!何歳になっても男の子は勇者のままで、冒険に出かけてワクワクしたくて、何度だって自分のこの手で世界を救いたいんですよね。
最新作のドラゴンクエストⅪのCMが、その辺をダイレクトに伝えて来ているので、是非見て下さい。「あの頃、僕らは勇者だった」
https://www.youtube.com/watch?v=fPR1oWqp4-Y
あとは、父親役の大杉漣さんのPS4のCM。「未来はあるのかね?」
https://www.youtube.com/watch?v=8DJjoOBqpGA

第1話で父親の退職祝いに息子がPS4を買ってきて、リビングにセッティングするシーンから涙が出そうになりました。それからも、各ボス戦で、みんなで力を合わせて倒すシーンとかは胸が熱くなります。でもドラマの作りとしては、少しチープな感じなので好き嫌いは分かれるかもしれないです。職場関係のエピソードは、なんとなくしっくり来なかったです。
大杉漣の演技は本当に好きで、不器用な父親から、実は息子と関わりたくてしょうがない父親、妙なところでプライドが働く父親、ゲームにハマっていき止まらなくなる父親、ボスをやっとのことで倒した時に歓喜する父親まで、見事に演じられています。
途中で、ハマりすぎて奥さんにキレられて、ゲームは一日一時間までになるエピソードは面白かったです。子供時代ならあるあるネタですね。私も結婚したらこういうことありそう、気をつけないと。でも一日一時間だからって、夜中の0時に始めるのは中々の中毒具合でした。

60歳を過ぎてからゲームを始めても、オンライン上の顔も知らない人達と仲良くなって、冒険に心踊ることだってできる。ゲームの世界にもう一度大人たちを引き戻してあげること。これだってちゃんとした親孝行な気がします。
それではまた来週。
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【ソーシャル・ネットワーク】インスタはじめました。 [映画]

SNS全盛期、IT企業が世界の覇者になる時代。マーク・ザッカーバーグという男は、知れば知るほど本当に合理的で、ずば抜けた考え方をしていると思います。Facebook関係のニュースに耳を済ませてみれば、基本戦略として、将来大きな敵は徹底的に潰すか吸収していることがわかります。そして、彼のM&Aの感覚は物凄いです。
一定時間で投稿が消える機能を始めたのはSnapchatでした。そしてとてつもなく早い段階で彼は買収を仕掛けます。このIT企業の巨人の買収を拒む会社は、現在ではそう多くはありません。しかしこの買収は失敗に終わります。そこからは徹底したSnapchat潰しが始まります。もう合理的すぎて本当に惚れ惚れします。

Instagramを始めた最大の理由は、ストーリーという機能を使ってみたかったからです。流行りの機能はとりあえず乗っかっておくプライベートライフを実現しておかないと、仕事にも支障があるなと思うこの頃です。因みに、先日初めてFacebookでライブ配信を行いました。絶対ぐだぐだだったけど、とても楽しかったです。
ただ便利だからという領域を超えた何かを人は潜在的に求めているからこそ、新しい繋がりや関係ができていくのかもしれません。その先にこそ、画期的な新しいサービスや世界を作るための何かがあるような気がします。今後事業を始めるにしても、投資をするにしても、SNSは精通しておかなければいけない一大ツールに感じます。

FacebookがInstagramを買収した2012年、その会社は設立2年弱で従業員13人の会社でした。そのタイミングでM&Aを仕掛け、現在インスタがどうなっているかを考えれば、マーク・ザッカーバーグという男の嗅覚がわかってくると思います。
周りの人間の目線ばかり気にして、誰かが始めたことしか行動に移すことができず、集団でしか考えることも行動することも出来ない社会人になってしまっては、彼のような夢を描きワクワクするようなことは決して体験することは出来ないでしょう。そのチャンスが来たとしても、逃げ腰が心に染み付いた後ではもう動けません。
そんな未来の自分を怖れる人全てに、この映画を紹介します。

記念すべき60回目の記事はソニーピクチャーズ配給、Facebookの誕生秘話の映画「ソーシャル・ネットワーク」について。そして、尊敬するマーク・ザッカーバーグについて。
・「ソーシャル・ネットワーク」2011年1月15日公開 【映画】

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カンブリア爆発というものをご存知でしょうか。突然起こった生物の進化で、その一瞬で動物の種類のようなもの(門)が3から一気に38になりました。その38という数字は現在でも変わっていません。
この原因については詳しいことは分かっていませんが、一説では動物に目が出来たのがその原因だと言われています。つまり、「見る」ということができるようになって、動物という種類が爆発的に進化したのではないかと。
この話からたどり着く結論はこうです。AIによる画像認識技術の昨今の異常な成長は、機械にこのカンブリア爆発が起こるその第一歩目なのではないかと。AIやロボティクスは現在のメガトレンドですし、世界で一番の画像センサを持っているSONYは戦い方次第で世界の覇者になれるのではないかと。
はい、ここまでお偉いさんの受け売りを誇大解釈してお伝えしました笑

そんな物凄い時代を作り出しているキーパーソンの一人、マーク・ザッカーバーグの学生時代からエドワルド・サベリンとの決別までを描いた映画が、この「ソーシャル・ネットワーク」です。
この映画の素晴らしい点は、主演の男3人、ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイクの演技が最高だということです。なんというか、実在した3人が実際に本当にこんな感じだったのだろうなーと思えてきてしまうのです。
そして、脚色されているストーリーもかなり生々しい。あくまで完璧人間な天才を描いているわけではなく、人間味溢れる登場人物たちが自分たちのワクワクする方へ向かっていったら、このようなドラマ的な人生になっていった、というストーリーだと思います。映画として綺麗に完成されています。

共同創業者のエドワルドと決別するための調停から物語は始まります。彼を演じるアンドリュー・ガーフィールドがまた良い。アメイジング・スパイダーマンシリーズの印象が強い彼ですが(本当にあのシリーズで3をやって欲しかった)、天才に惹かれながらも自分は天才ではなかった歯がゆさを感じていた愛すべきキャラを描けていたと思います。見方によっては、主人公が一番の悪者のように描かれていますね。自分は、全くそうは思いませんでしたけど。
もう一人の天才のショーン・パーカーとの出会いや関わりも面白かったです。次のステージに行くと、今までのステージに留まり続ける人とはお別れしなければいけない。この映画の真のテーマはそこにあるような気がします。難しい。
もうスペースがないので、それではまた来週!
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【バトルライン】ポーカーができると人生勝ちやすい。 [ボードゲーム]

ホワイトパーティーの余韻を残したまま、5月病で会社に向かったら、結構みんな5月病でした。普段の業務だけでは面白くないので、未来の話をしようということになり、AIやIoT、NodeにAWSにElastic Searchなどこれから自分たちがやりたいことをやろうとなりました。Googleの20%ルールみたいでとても素晴らしいなと感動しました。AIを導入してみたくて、話を聞くために個人的に勝手に営業を会社に呼んでいたことをこのタイミングで打ち明けたら、怒られずにむしろ行動力を褒められました。そんなこんなで、2017年度はAI編に突入します、多分。
未来の話には心踊りますが、過去からずっと引き継がれてきたものにも心踊らされるものはたくさんあります。中世ヨーロッパから存在していたボードゲーム「バトルライン」もその一つ(大嘘)。ポーカーを2人対戦用に洗練させたようなこのゲームは、2人で遊ぶにはこれ以上のものはないほどの完成度と奥の深さです。最近はボードゲームの紹介を全然していませんでしたが、やはり原点回帰して少しずつ紹介していきたいと思います。

59回目の記事は2人用ボードゲーム「バトルライン」について。
・「バトルライン」2000年発売 【ボードゲーム】

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6色で1~10までのカードを使って役を作っていきます。9つのフィールドがあるので、それぞれで向かい合う敵と戦っていき、過半数の5つを勝ち切るか、隣り合う3つのフィールドを勝ち取るかで勝敗が決まります。
それぞれのフィールドの勝負は3枚ポーカーに近い形で行います。ストレートフラッシュが一番強く、次にスリーカード、フラッシュ、ストレート、ブタと並びます。勿論同じ役では数字が大きい方が勝ちます。ここまで書いていくと、やはりルール自体はとてもシンプルなので、1回戦ってみればすぐにやり方はわかります。
しかしこのバトルラインはとてもとても深い戦略性を必要とします。それはまるで囲碁や将棋のように。それは言い過ぎですかね。でも実力差が出にくいですし、手札を1枚増やすだけで結構なハンデになるので、参入障壁は物凄く低いです。1戦するごとに結構頭脳を消耗しますけど。
なぜ深いゲーム性になるのかというと、9種類の特殊カードも使うことになるからです。それは1枚出すだけでそのフィールドを一発逆転されうるだけの威力を持っていますが、手札を圧迫するのであまり持ちすぎることもできない諸刃の剣。このバランスが絶妙なのです。勿論、全ての特殊カードの効果は暗記しておき、どれが相手の手に入ったかを把握しながら戦わなくては勝てません。
そして頭脳を大量消費する大きな理由に、証明があります。基本は特殊カードの効果を考えずに行いますが、現状こうなっているのでこのフィールドであなたが勝つことはできないと証明し、相手がそれに納得したら勝敗がつくのです。ロイヤルストレートフラッシュを完成させる以外は、この証明を使って戦っていくことになります。

後半は、経験者向けの戦略についての個人的な感想を。
やはり一番強いのは10,9,8でロイヤルストレートフラッシュを強引に作ってしまうことです。相手より先に3枚置いて勝ち切るにはこの手段しかなく、余計な特殊カードを使われて手を崩される前に完成させたい。逆に相手はこれが完成する前に、特殊カードで潰せれば儲けもの。さらに裏をかいて、完成しそうに見せかけて実は完成しないフィールドを相手に攻撃させればそれはそれで良い戦法だと言えます。
10のスリーカードを作るよりは3,2,1のストレートフラッシュを作った方が強いですが、完成しにくさもさながら、霧を使われるとどうしようもなくなります。役が完成するのはどうしても中盤以降になり、序盤は相手より少しだけ強い役を作れるかもよーと脅していくチキンレースになるため、小さい数字はあまり出したくないですね。でも捨てフィールドを作って、余分になりそうなカードを早めに出していきたい気持ちがものすごく強くなります。終盤の負けられないチキンレースで、どうしようもないカードを出すとそれは敗因に直結します。
取りに行くフィールドもとても大事です。3つ連なるフィールドで負けると速攻負けになるので、左右から3つめや中央のフィールドは結構重要になりがちです。逆に端っこはお互い捨てフィールドにしがちですけど、やはりそこで欲をかいて勝てるとサドンデスで思いがけずに生きてきます。自分の手札がダメな時は相手も大概ダメで、自分が良い時は相手も良い時が多いので、お互い勝ちたいフィールドはガチンコ勝負になりますね、やはり。
特殊カードは相手が引き始めるまでなるべく我慢したいですけど、根負けし始めたらやはりどんどん引きたくなります。お互い引き始めるとすぐに特殊カード山札はなくなります。しかしアレクサンダーかダリウスを引き、それをもし2枚どっちも引いてしまうと一気に手札を圧迫して不利になってしまうリスクがあるので、引き過ぎには注意です。
配置転換とかはあまりうまく活かしたことはないですが、どれも1ターン保留すると考えれば特殊カードは悪くないです。なるべく相手に早く手を決めさせることが大事になってきます。後出しがやっぱり強いのですよね、このゲームって。裏切りや脱走はここぞという時に逆転の手として使いたさすぎて、持ちすぎてしまう嫌いがあります。手札は空きを設けて広々と数字を引くべくだと思います。
まだまだ語りたりませんが、あとは戦場で語り合いましょう。それではまた来週!
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【マリオカート8デラックス】【スーパーボンバーマンR】4人で一緒に遊ぼう。 [Switch]

先週末は公園で鬼ごっこして、今週末はオールでパーティして、夏までにバブルサッカーやBBQや登山やダイビングなどを予定して、ラフティングやサーフィンやキャニオニングも計画したいと思い始め、去年のインドア充の反動がアウトドア欲として、この夏に向けて確実に自分の中で煮えたぎってきているのを感じます。まずはしっかり泳げるようになりたいので、プール通います、多分。
でもインドア充も勿論止めません。ボードゲームの方も次のステージに差し掛かっている気がしていて、カタンよりも重たいものにも手を出そうと考えています、ドミニオンとかアグリコラとか。麻雀やモノポリーも今やりたくてしょうがないです。
そして何よりNintendo Switchは新しい体験を私たちに届けてくれました。今まで以上に気軽にどこでも4人で遊べ、テレビさえあればそこで自宅のようにみんなでゲーム出来る。そんなハードを最大限に活かしているのが、「マリオカート8デラックス」「スーパーボンバーマンR」「Just Dance2017」だと現時点では思っています。今回はマリカ8とボンバーマンについて書きたいと思います。

58回目の記事はNitendo Switchのソフト「マリオカート8デラックス」と「スーパーボンバーマンR」について。
・「マリオカート8デラックス」2017年4月28日発売 【ゲーム】
・「スーパーボンバーマンR」2017年3月3日発売 【ゲーム】

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さあ、正直マリオカートを知らない人などいないでしょう。しかし久しくプレイしていない人は多いと思います。私もGCとDSぶりです。そして今作はWiiUで発売された8の完全版。もう文句のつけどころのない一本になっています。とりあえずSwitchを持っている人はこれを買わないことには始まりません。
まずコース数が今までとは桁違いです。GCとか16コースだったのに、今作は48コースです。ミラーも含めたら100弱。それが最初から開放されている。とにかくみんなで集まってとりあえずマリカしようぜって言えるクオンティティ。そして1080pの景色はマジで綺麗すぎて、もうレースゲームこれだけで当分いいやと思えるクオリティ。
カートのカスタマイズも出来ますが、今作の目玉はなんと言ってもハンドルアシスト。アイテムの強弱はあってもやっぱり初心者は上級者には勝てないゲームでした。というか初心者はレインボーロードをストレスなくゴールすることは出来ません。しかしこのハンドルアシストをONにすると、コースからはみ出さなくなるので、まるで自分が運転上手いような錯覚になります。ハンドルにはめて傾きモードでこれをONにして走ると、なんとも言えない爽快感を感じられます。ハンドルも2つ買いましたが、逆ハンデつける時に使っています笑 これでゲーム苦手だけどマリオカートやってみたい~って女の子と楽しく遊べます。本当です。
ローカルでの画面4分割がやっぱり一番楽しく、そのために50インチのTVにしてこの時を待っていたと言っても過言ではないのですが、やっぱりオンラインのレースも楽しいです。基本的には猛者しかいないので、コインをしっかり序盤で集める、ミニターボは毎カーブ、アイテムをお尻に持ち続けて防御、ジャンプアクションは毎回、分岐は空いている方に行くなど基本的な戦法をしっかり守らないとすぐに12人中ビリになります。しかしこれらをしっかり守って走れば、上位にも結構食い込めます。オンラインで2000点超えプレイヤー達を出し抜いて1位になれた時の快感は最高です。DMMをVRで見た時レベルです笑

さて、レースも楽しいのですが8DXでは8と違ってバトルも神仕様になって帰ってきました。専用の8コースに5種類のバトル。こんなに豊富なバトルはシリーズ初ではないでしょうか。普段の風船バトルにコイン集め、ボム兵にシャイン、そして新ルールパックン。面白さはパックンが断トツ、次にシャインかなと思います。
今回初のパックンVSスパイ。これは5:5のドロケイです。ドロケイ懐かしー!鬼ごっこは大人になってもやるけど、ドロケイは中学生以来。鬼になったチームはスパイを捕まえて檻に入れていきます。しかしスパイは檻のボタンを押せば、捕まっている仲間を助けることが出来ます。うおー、このルール懐かしー!4人で一緒のチームになるのがとにかくオススメ。ギャー捕まったー助けてー、今助けるー、みたいなやり取りや、そっちの檻は俺が見張る、あいつを挟み撃ちにするぞー、みたいなやり取りをしながらゲームできます。
そしてGC以来のいただきシャイン。たった一人をみんなで追いつけなかった時の悔しさや逃げ切った時の自分主人公かと思ってしまうほどの達成感は、最高です。
まとめ:とりあえずマリオカートはSwitchになくてはならない完成版ゲームでした。

残りスペース少しですが、ボンバーマンRについて。ローンチのリリース直後に最も叩かれていたソフト。今でも昔のファンからは叩かれています、コナミ。曲がりたいように曲がれず、置きたいところにボムを置けない。そんな基本的な操作性の未完成具合に多くのプレイヤーが背を向けていきました。オンラインなんて目も当てられませんでしたね
しかし先月のアップデートで操作しやすさが断トツに向上。やっとみんなで安心してプレイできるようになりました。まだ色々言いたい人は多いと思われるソフトですが、それでもやっぱりボンバーマンは名作なのですよねー、とにかく楽しい。
はい、それではまた来週!
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