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【Google Home】AIが我が家にやって来た。使用感最速レビュー。 [その他]

AI搭載型スマートスピーカーの「Google Home」が遂に我が家にやって来たので、その使用した感じを早速レビューしたいと思います。音声だけで好きな番組を途中から見始めることができること、何かをしている時は常に音楽が鳴り響く生活になること、朝起こしてもらいながら今日の天気やニュースを聞きながら起き上がれることに今回はフォーカスして説明していきます。
また、Amazon EchoやLine ClovaやSony LF-S50Gなどとの比較も行います。
それではよろしくお願いします。

83回目の記事は、AI搭載型スマートスピーカー「Google Home」について。
・「Google Home」 20017年10月6日発売【その他】

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2016年がVR元年ならば、2017年は日本にとってスマートスピーカー元年と言えるでしょう。今月(2017年10月)の初週にLINEとGoogleが発売、年末にはAmazonが、Sonyもまもなく出します(年内に英語圏向けぐらいのペース?)。
7~8年前にAppleのSiriが始めた市場ですが、現在では断トツでAmazonのAIのAlexaが首位を走っています。アメリカでは、4人に3人がAmazon、4人に1人がGoogleの割合ですね。
Googleは画像認識が得意で、Amazonは音声認識が得意です。正直地頭の良さで言えばこの2強で、AIにとって大切なデータを大量に持っているのもこの2強になります。LINEは独自開発したAIを搭載しており、とてもチャレンジングで個人的には胸熱ですが、やはり自然会話のレスポンス率はまだまだな印象らしいです。

それでも、私は今の日本人が初めてスマートスピーカーを買うのならば、圧倒的にLINE Clovaを推します。Google Homeの突然の発売発表に反応して、LINEは13000円まで値下げをした上で、月額1000円のLINE Musicを1年分今なら付与してくれるからです。これは最初だけのキャンペーン価格で、実質本体代は無料に近い計算になります。
現時点でスマートスピーカーと最も相性の良いサービスが、音楽の月額制ストリーミング配信であり、邦楽好きならこの条件は美味しすぎる話です。AIの賢さで水を空けられている分を差し引いても、こちらをオススメします。それに、日本の家庭はまだまだWi-Fiに繋がっていないので、赤外線対応な点も高評価です。つまりそのままのテレビやエアコンと接続できます。

年内発売予定のAmazon Echoは、圧倒的シェア率を誇る優等生で、且つAmazonにて音声で買い物が出来たり、アメリカならUberを呼んだりピザの注文をしたりもできるのでかなり欲しいです。我らが日本のSonyは、SRS-X1クラスの音質を備えたあくまで高品質スピーカー路線で、30000円と他のスマートスピーカーの2倍する値段ですが、Andoroid搭載Braviaを持っているならば迷わずこちらを待ちました。因みにSonyのはGoogleのAIを搭載しています。

ではなぜ私は熟考の比較を経て、Google Homeを買ったのかというと、それはChrome Castを通じてNetflixを音声操作できるからです。順に説明していきます。

今ならキャンペーン中なので、ビックカメラで買えば、Chrome Castが無料で付いてきます。合計で15000円です。半端ない安さです。PS4でNetflixを見る派だったのですが、新たにChrome CastでもNetflixを見られるように設定、Google Homeと同じWi-Fi内で連携します。最後にテレビの設定でHDMI信号からの操作をONにします。
するとこうなります。「OK, Google. Netflixでウォーキング・デッドを再生して!」と言うだけで、テレビが自動で付き、入力切り替えし、Netflixが立ち上がり、前回見ていた途中からウォーキング・デッドが再生されます。ヤバイです。未来がここまで来ました。
これまで以上に気軽にNetflixを見ることができ、「停止」とか「音量10上げて」とか「テレビ消して」でリモコンに触ることもなくテレビを見ることができます。
さらにYouTubeにも連携済みなので、「OK, Google. スターウォーズの動画を流して!」と言えば、この冬12月15日公開のSTAR WARS 最後のジェダイの最新PVが突然流れます。こういう時、Googleの賢いAIはしっかり聞き取ってくれるので助かります。

次に私が強調したいことは、何かをしている時は常に音楽が鳴り響く生活になること。今までは帰ってきてスマホのBluetoothをONにして、スピーカーの電源を押し、音楽アプリを開き、プレイリストをタップしてやっと音楽を流すことができました。それが今ではこうです。「OK, Google. 音楽流して!」
デフォルトをSpotifyにしているので、無料版では曲指定は出来ませんし、邦楽もあまりありません。でもLINE Musicにしたところで中島みゆきさんの曲はないので、洋楽好きにはこれで良いかなとも思います。
好きな曲を好きなプレイリストで再生したいならば、SRS-X1を使えばいいです。でも正直そこまで手間暇かけて音楽をかけたい気持ちがいつもではないと思います。帰ってきて着替える時にとりあえず何か音楽が流れていてほしい、洗濯物を畳んでいる時にアップテンポの曲が聞きたい、本を読みながらかすかにJazzを流してほしい。そんな時に気軽に音と戯れることができます。これは人生の豊かさに対して結構大きなポイントだと思いました。
なんでも揃うことが売りの百貨店やスーパーがどんどん苦境になるように、なんでも選べるというのは付加価値ではなく、選ぶ対象が多すぎるというストレスに世の中が変わってきている気がしています。選ぶのは面倒だから出来れば察してほしい。そんな現代人のニーズがAIで少しずつ満たされていくのでしょう。

さて、AIとの朝の共同ライフの例を、今朝の会話をベースに紹介します。
昨夜寝る前、「OK, Google. 明日は7時に起こして!」
今朝アラームで起きる、「OK, Google. ストップ!」スヌーズ止める。
「OK, Google. 今日はどんな日?」自宅近くの天気、今朝のニュースを読み上げてくれる。
「OK, Google. 今日は傘いらないんだよね?」降水確率をもう一度聞く。
朝の支度を始める、「OK, Google. ボサノバを流して!」音楽が流れる。
昨夜もスプラトゥーンのせいで眠いので、華麗に二度寝を決める、「OK, Google. 10分後に起こして!」
ふと、後で買いたいものを思いつく。「OK, Google. ショッピングリストにハンドソープを追加して!」
そして出勤。「OK, Google. 行ってきます!」

きっと音声認識とAIがもたらすのは、スマホの画面離れだと思いました。小さな調べ事のためにスマホをいじり、SNSなどを巡回していつの間にか結構な時間が経っている。そんな経験は誰にでもあるでしょう。
でも個人的には、その惰性から抜け出すことこそが、毎日を充実させるために最も必要なことだと思っています。音声で解決するのならば、スマホに触ることもなく寝る時間がやってきます。

最後に、Googleが先週発表した「Google Pixel Buds」というスマートイヤホンも少しだけ紹介しようと思います。これは日本語含む40カ国語をリアルタイムで翻訳することができるイヤホンで、例えば英語モードにすれば、日本語で喋った内容をリアルタイムでスマホから英語に翻訳して再生してくれるものです。
勿論AI搭載なので、近くのお店を探したり明日のスケジュールを読み上げたりもできます。そうか、未来はここまで近くに来ているんですね、驚きです。
私はそれでも英語を喋れることは、当分は大切な技術だと思っています。IT技術の革新は、基本的には、出来ない人を出来るようにするのではなく、ある程度出来る人をさらに出来るようにする技術ばかりだからです。

世界は私達が思っているよりも物凄い速さで移り変わっています。世界をテクノロジーが変えていきます。AIによるシンギュラリティーは2045年よりも早い予感がしています。
そんな世界で大切なのは、答えを知っていることではなく、答えを探し出すことや聞き出すこと。近い未来を常に見据えて、毎日を過ごしたいなと思います。
「ねえ, Google!」
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