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【3月のライオン】心を乱されながらも、戦い続けること。 [アニメ]

なるべくストレスを抱えないように自分の生活をマネジメントしていても、苦しいことや辛いことが続いた3月。自分の好きなように生きようとするからこそ、内なる自分と戦い続けながら前に歩く大変さもあって、時にはそのまま倒れ込みたくなる時もあります。そんなメンがヘラった時は中島みゆきの「ファイト!」を聞いて戦ったり、ダニエル・ポーターの「Bad Day」を聞いて励ましたり、とりあえずスクワットしてみたり。
本当は楽な方へ楽な方へ流れていきたいのに、それではこれからの人生がもっと面白くはならないって知っているから、何かを得るために挑戦を選んでしまう。そんなファイターであり続けたいと私も思います、桐山五段のように。
♪「ファイター」BUMP OF CHICKEN 3月のライオンアニメEDテーマ曲
https://www.youtube.com/watch?v=mORyYinMBdg
♪「ファイト!」他 満島ひかりのCM(個人的なお気に入り)
https://www.youtube.com/watch?v=j07OUX1lIJY&list=RDj07OUX1lIJY#t=17

50回目の記事は羽海野チカ原作の漫画「3月のライオン」のアニメについて。
・「3月のライオン」2016年10月~2017年3月 【アニメ】

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昔、羽海野チカさんの「ハチミツとクローバー」は全巻読んだことがありました、内容はあまり覚えていませんけど。きっかけがあって普段見ないアニメを録画しながら見ていました。「3月のライオン」は高校生将棋棋士の物語で、将棋界のあり方的には「ヒカルの碁」を何周もしてした私には馴染みの深いものでした。やっぱり世界観が似ていますよね。
でも、似ているのはどちらかというとアニメ「四月は君の嘘」だったと思います。きれいな作画に天才主人公の葛藤、鬱々しがちな性格なのに熱くて笑えて泣ける作品。なんでこんなに似ているのでしょうか、3月と4月だから?笑
http://dbywars.blog.so-net.ne.jp/2016-09-26

感想は記憶の新しい部分から書かせてください。
後藤九段との戦いに燃える主人公の桐山零は、目の前の相手の島田八段のことが全く目に入っていませんでした。そして負けが濃厚になった瞬間、初めて顔を上げて対戦相手の顔を見るのです。
「やっとこっちを見たな。さて、始めるか。」
この時の島田さんの顔がすごく印象に残っています。その時の自分を恥じる零の気持ちは痛いほどわかります。その後、川本家に行けない男のプライド的なものもすごくわかります。二階堂が言うように頭をガツンとやられた気持ち。そうやって恥ずかしいほど辛い体験を繰り返して、男の子は成長していくのかもしれません。

島田さんの話はまだ続きます。サブキャラかというような登場から一転、主役級のようになりタイトル戦を戦います。胃が痛くなるほどのプレッシャーや苦痛は、ヒカルの碁を読んでいた時もありましたし、ステージでの演奏前の瞬間(四月は君の嘘)でもデジャブがありました。
スポーツでの大会も、一度きりの演奏会やダンスのステージも、その一瞬のために日々努力し続けて積み上げてきたものをぶつけるのって、物凄く怖くて苦しいですよね。そんな青春があったからこそ、学生時代を振り返って誇りに思えるのかもしれません。
応援を背負って戦う島田八段、それを側で支える人たち、そして彼が地元の山形に帰ってじっちゃま達と楽しそうに将棋を打つ姿を見て、泣いてしまいました。今まで抜けていった髪の毛も報われるほどの名シーンでした。

他の好きなキャラでは二階堂四段がいます。主人公桐山の永遠のライバルで、ああいうキャラが側にいるとすごく救われるんですよね、わかります。いつも一緒にいるわけではないけれど、なんだかんだお互いが心の支えになっているような。将棋の絵本を自作しているエピソードでは、彼の株がうなぎのぼりでした笑
そしてあかりさん、ひなちゃん、モモちゃんもやっぱりこの作品には欠かせません。欝気味の主人公と将棋界という世界観の中で、あの三姉妹がいてくれたおかげでどれだけこの作品が救われているか。作者さん天才ですね。
三人共声がめっちゃ可愛いですし(声フェチ)、絵も温かみがあってとても好きでした。あの家の中で、みんなでだらだらしている時間を見ていると、なんか胸のあたりがぽかぽかしてきますよね、レイじゃないけれど笑

主人公の心の葛藤を中心にとても丁寧に描かれていた作品でした。基本は漫画ばかり読んでアニメを見ることはないのですけど、時々こうやって綺麗な作品に出会いにくるのも良いなと思います。
毎日を少しずつでも前に進み続けるファイターでいるために。冷たい水の中を震えながら登っていけ。明日も自分にファイト!
それではまた来週。
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【四月は君の嘘】無理かどうかは、女の子が教えてくれる。 [アニメ]

フレンズはみんなで見ても面白いことを発見しました。思えばこのブログを始めたのも、フレンズの感想を書きたかったからでした。もう書き始めて半年が経ちましたね。
そして9/24(土)、私はPSVR予約最終戦争に敗れました。朝から並んでの抽選で、70%で手に入ったのに。自分は強運の持ち主だと信じていたのに。生産頑張れよSony。
これで私は鳥になって空を飛ぶことも、ロボットに乗って戦うことも、JKの家庭教師になることも、バットマンになることも出来なくなりました。絶望。
買えないものはもうしょうがない。他の楽しみを盛り上げていきましょう!

29回目の記事は月間少年マガジンに連載されていた「四月は君の嘘」のアニメ版について。
・「四月は君の嘘」 2014年10月~2015年3月 【アニメ】

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2年ほど前に、漫画で流行っているのは知っていました。月間少年マガジン連載の全11巻。なんとなく漫画の「アライブ」と重ねてしまっていました。そんな優しい絵。
そしてNetflixでアニメ版を見つけたので早速視聴。たった3日で全22話を一気見してしまいました。涙が止まらなかった。心が熱くなった。音楽が好きになった。
そんな思いが薄れてしまう前に、記事にしておきます。

主人公の有馬公正は小学生の頃、天才的なピアニストでした。しかし死にゆく母との辛い思い出から、ピアノが弾けなくなってしまいます。そしてピアノから遠ざかっていた中学3年生の時、ヴァイオリニストの宮園かをりに出会います。
幼馴染の椿と渡を含めた4人で過ごす日常もの。とても綺麗な絵とやさしい音楽で物語が紡がれていきます。宮園かをりに恋をして、もう一度舞台に上がって、ピアノを弾いて、モノトーンの世界がカラフルに色づき始める。
のだめカンタービレや響けユーフォニアムもそうでしたけど、クラシック音楽ものは映像の中に音楽が入るので世界観に入りやすいですよね。まあ、のだめや池袋ウエストゲートパークなんかは、クラシック音楽をかけながら原作を読んでいましたけどね笑

公正は少し根暗気味の主人公で、辛い思い出の中で苦しんでばかりだけど、人と出会ってそれが自分の中のカラフルな音になって、下を向いてばかりだったのが少しずつ上を向き始める。声も本当に良くて、椿たちと一緒に思わずずっと心配してしまいます。
かをちゃんは、最終話を見ると一気に印象が変わります。最後の最後で、この作品のタイトルの意味がわかって、涙なしには見れなくなります。綺麗な絵でとても魅力的に描かれているからこそ、王道のヒロインが誰の心の中にも残ってしまう、居続ける。
椿はもう一人のヒロインです。公正と渡の幼馴染で、お姉さんのような存在で、でもすごく女の子らしくて、私はこの作品の中で一番好きでした。普通の学生恋愛ものにならなかったのは、多分彼女がいたから。最も感情移入しちゃって、最も泣いてしまった人です。
渡は身も心もイケメンで、最後の真実を知ってから振り返ると、多分こいつは全部わかっていた上で行動していたんだろうなって気付いてきて、そうか、四月は君の嘘ってすごい題名だなと思わずにはいられませんでした。挫折して落ち込む公正に、「スーパースターに挫折はつきものさ。逆境でこそそいつが本物かどうかがわかる。だってよ、星は夜輝くんだぜ。」本当にかっこいい。いつか俺も言ってみたい笑

主人公たち以外のキャラも凄く良くて、相座や井川もいい味出てるライバルで、ステージの上で演奏するという怖さがこれでもかってほど表現されていて、客席にいる側なのに緊張してしまいます。
この作品はしっかりとした音楽もので、音楽というものの怖さ、葛藤、苦しさ、喜び、すべてが詰まっている感動の物語です。
母親との別れやそれを音楽で乗り越えていくところ、最後のデュオでの演奏。涙なしでは語れない多くのエピソードが一つの物語の中に美しくまとまっていて、いつかまた見たいと思えるような作品でした。
君の名。を見て、何か綺麗なアニメが見たいなと思ったら、四月は君の嘘がオススメです。
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【君の名は。】君もいつか、ちゃんと、しあわせになりなさい。 [アニメ]

君の前前前世から僕は、君を探し始めたよ♪
ブログの更新が遅れがちになってきました。自分に甘いからしょうがないですね笑
最近、人生の転換期のようなものがゆっくりやってきていて、これからどんどん毎日が楽しくなっていくんじゃないかって、なんとなくそんな予感がしています。
そのためにはやっぱり勉強も積み重ねなければいけないなーと思う毎日です。

28回目の記事は現在公開中の「君の名は。」について。
・「君の名は。」 2016年8月26日公開 【アニメ】

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シン・ゴジラ越えレベルの勢いで今、人気が高まってきています。綺麗なアニメって万人に受けるんだろうなーと思うこの頃。原作大ファンだった「聲の形」も評判高いし、最近Netflixで「四月は君の嘘」のアニメを見始めました。綺麗な絵にクラシック音楽とかもう最高。
はい、最初から早速脱線しました。たまにアニメに触れるととても幸せな気持ちになるよね、ってことが言いたかったことです。

https://www.youtube.com/watch?v=3KR8_igDs1Y
予告編の時点で面白い感じがしてきている、そして本当に面白い。
高校2年生のたき君とみつはが不定期に体が入れ替わりながら、なんとなく暮らしていく日常から始まります。結構笑える部分や共感できる部分が多くて、これだけで楽しめる映画です。おっぱいはやっぱり触っちゃいますよね笑
都会の景色も田舎の糸守町の景色も絵がとてもきれいで、そこで暮らす人々も魅力的で、すぐに世界に入り込んでいけました。都会に暮らすことと田舎に暮らすことをさりげなく深く描いていて、環境での人間関係なんかも丁寧で、そんな部分もこの映画の魅力なのかなーと思いました。そしてゆっくり、流星が近づく日がやってきます。

前半のストーリーは予告通りで、普通に楽しめる感じで、逆に後半は予想も付かない怒涛の展開を繰り広げていきます。
事件が起きてからたき君サイドとみつはサイドが真相を知ろうと事態を変えようと奔走していきます。一つ一つ丁寧に伏線を回収しながら、緊迫感を持ちつつクライマックスに向かって進んでいきます。
この時主人公たちと一緒に行動する脇役がすごくいい味を出しているんですよね。たき君サイドの奥寺先輩はもう本当に魅力的で、僕もこういう先輩がいる中で高校生バイトとかしてみたかった。してみたかった。そしてこの先輩のセリフってなんか深く心の底まで響いてくるんです。今回の記事の題名もその一つです。
みつはサイドのおばあちゃんの声も凄く良いんですけど、自分的MVPはてっしーです。糸守町で3人で奔走する展開なんか、男子はみんな大好き胸熱なストーリーですよね。
そしてやっぱり主役2人の声が本当に最高。話題のために下手くそな俳優にしゃべらせているところが全くないし、神木君なんかもうこれ以上しっくりくる人いないでしょってぐらいの熱演。少し中二病を引きずっている思春期の男子らしい声が、すんなり物語に浸透していきました。

観終わると結構集中しすぎて疲れました。それだけ良い映画でした。
そしてかなりの人気作になっているので、休日に見るなら予約は必須だと思います、今は。
あと、ラッドの挿入歌のこの曲に合っている具合とタイミングは本当に神です。音楽と映像というのは、こうやって使うものなんだなーと勉強になります。どんどん世界観に入れるような、綺麗で丁寧な完成された映画でした。
それではまた来週!
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