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【わたしを離さないで】5年経って、わたしは何を残しただろう。 [ドラマ]

震災から5年が経ちました。何年経っても他人事にはならない世界でありますように。

3回目の記事は、リアルタイムで今期見ていた2つのテレビドラマ「わたしを離さないで」と「家族ノカタチ」についての感想を少しだけ。
・「わたしを離さないで」2016年1~3月 【テレビドラマ】
・「家族ノカタチ」2016年1~3月 【テレビドラマ】
・「花は咲く」2012年 【音楽】

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仲の良い友達がTBSに行くからではありませんが、日本のテレビドラマはついTBS製作のものが増えてしまう気がします。
金曜22時~は重いダークストーリーが多くて好きです。(最近はアルジャーノンやウロボロス)
日曜21時~は当たりがかなり多い気がします。(最近は下町ロケットやごめんね青春)
因みに4月~の来期は、これらの時間帯のドラマは見ないつもりです。ってかクドカンの「ゆとりですがなにか」くらいですかね、今期見るの。

さて、ジュリア・ショートリードの挿入歌「Never Let Me Go」素晴らしいこのドラマ「わたしを離さないで」ですが、もうこの完成度はドラマ「白夜行」レベルですね。個人的に最高のほめ言葉です。
原作者のカズオ・イシグロさんにも敬意を払わなければいけませんが、やはりこのドラマの核は脚本家の森下佳子さんでしょう。
森下さん脚本の綾瀬はるか主演ドラマには、今まで「白夜行」「世界の中心で愛を叫ぶ」「JIN-仁-」がありますね。そしてこの過去を振り返りながら決してハッピーエンドなんかないこのストーリーの運び方。脱帽です。大好きです、森下さん。
臓器を提供することを宿命付けられた人たち、この話は“今”の話だとばかり思っていたのですが実は“未来”の話だと知って驚愕しました。客観的に所詮ドラマだと思わせながら、最後の方でズドンといつかの当事者に視聴者を落とす。さすがです。

もう一つのドラマ「家族ノカタチ」はとても好きなドラマでした。
最近どこの本屋さんでもベストセラーになっているアドラー心理学の続編「幸せになる勇気」から引用させてもらうと、このストーリーは一つの自立のカタチで、わたしたちの幸せのための大切な感覚なんだなと思います。
見ていて爽快なのにいつのまにか緩く引き込まれている、20代中頃に差し掛かったからこそ思うところがたくさんあるんでしょうね。

このドラマでキーパーソンの西田敏行さんの写真をこの記事の写真にしました。この切抜きはNHK東日本大震災プロジェクトのテーマソングに使われている「花は咲く」という曲のワンシーンです。
http://www.dailymotion.com/video/xt3ab5_%E8%8A%B1%E3%81%AF%E5%92%B2%E3%81%8F-nhk-hanawasakunhkproject_shortfilms
どことなくWe are the worldを彷彿とさせます。因みにこのブログのトップ画はWe are the worldです。最前列の左から3番目がマイケル・ジャクソンです。ついでだからリンク貼っておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=ezzxDk_vvXA

「花は咲く」を知ったのは去年でした。宮城県気仙沼市に8月に行われた「みなとまつり」のクライマックス「大流灯」の時、流れたのがこの曲でした。
なんだこの名曲は!と思ってからはあらゆるアレンジ版を聞き漁りました。
そして今年の3・11では、山寺宏一さんと水樹奈々さんが歌うこのアニメスター版がNHKで流れました。このNHKの編集力には感動します。
https://www.youtube.com/watch?v=s57JQbywSq4

東日本大震災については多くを語れるほど私は何もできていないと思います。でも忘れないで気にかけ続けることが、多分何かに繋がると信じて毎日を生きるしかないですね。
「遊び心はフィクションから」というブログなので、リアルの話はこのぐらいにしようと思います。蛇足ですが、福島銀行とベンチャーが始めた倒産経験者への福活ファンド、すごく良い取り組みだなと思います。

最後に、「わたしを離さないで」からの「白夜行」からの「風と共に去りぬ」と繋げて、スカーレット・オハラの原作最後のセリフで意味深に締めます。
After all, tomorrow is another day!
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